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更新日:2021年3月3日
12月25日、神栖市波崎の現地試験圃場において、波崎地区千両生産者及び専技等関係機関の担当者、計18名が出席して、千両の優良系統選定の主要課題現地検討会(平成18年度第4回農業改革実践会議)を開催しました。
当所が昭和60年以降、現地栽培圃場等から収集・選抜した赤色実、黄色実の計19系統について、実つき、実の大きさ、実の色、葉の色つや、結果枝数、シュート数等を熱心に評価して頂きました。
千両は年ごとに着果や収量が異なるため、次年度以降も同様の検討会を実施し、波崎独自のオリジナル品種の育成に努めていきたいと考えています。
写真1:センリョウ楽屋前での説明
写真2:センリョウ楽屋内での説明
写真3:センリョウの生育状況の確認
11月27日、当所において、JAしおさい波崎菊部会員、高野園芸組合員、JA茨城中央花き部会員、JA営農担当者や専技等関係機関の担当者、計14名が出席して、平成18年度鹿島特産第3回農業改革実践会議(輪ギク主要課題現地検討会)を開催しました。
当所で取り組んでいる高温期(8月上旬)における直挿し試験、加温年末出荷作型における養液土耕試験状況の検討を行った後、意見交換を行いました。生産者の直挿しへの関心は高く、直挿しから発根までの間の、高温期の遮光方法等について活発な討議が行われました。
検討会を通して、生産者等から出して頂いた意見を踏まえ、現地の課題に即した試験を今後も行っていきたいと考えています。
写真1:開花したキクの生育状況
写真2:開花したキクの生育状況
写真3:生育中のキクの生育状況の確認
10月20日、生産者・JA・関係機関等30名の出席を得て、平成18年度第2回農業改革実践会議(ピーマン・パプリカ主要課題現地検討会)を開催しました。
内容は、平成18年度試験課題より「エライザ検定によるPMMoVの発病診断技術」、「耕起と腐熟資材を組み合わせた太陽熱消毒」、「ピーマンの養液土耕を利用した根域隔離栽培による土壌病害虫防除技術」、「環境に配慮したパプリカの高品質安定多収技術の開発」の取組みの成果と状況について報告しました。
生産者等からは、現地適用へむけて早期技術確立を望む等の要望や、貴重なご意見を得ることができました。今後の試験研究に十分に活かしていきたいと考えています。
写真1:ハウス前での説明
写真2:ピーマンハウス内での説明
9月27日、JICAの施設園芸コースの研修生9名が来所されました。アジア・アフリカ等の世界8か国の普及員や農政担当に携わる方々です。
今回の訪問は、神栖市でのピーマン農家研修の一環で来所したものです。
当所では試験圃場を見学してもらい、地域の農業振興に向けた試験研究の状況について理解してもらうとともに、研究と普及との連携活動について説明し、意見交換を行いました。
研修生の方々は、養液土耕栽培システムや、日本のきめ細かい栽培管理に驚き、強い興味を示されていました。
写真1:室内検討の様子
写真2:ハウス内での説明
写真3:ピーマンハウス内での説明
7月5日、いばらきコープ阿見センターより48名が来所されました。
当所からは、試験研究機関の役割や、ピーマンやパプリカの試験研究状況について試験ほ場を見学していただき説明しました。
見学者の方からは、ピーマンの栽培方法やパプリカの色の付き方、収量、薬剤散布状況などについて質問が数多く出されました。
当所では、農業に対しての理解や、鹿島特産の試験研究業務を理解してもらうこと、また研究の参考となること等から、今後も消費者の方々の視察については積極的に対応していきたいと考えています。
写真1:ピーマンの栽培状況の確認
写真2:ピーマンハウス内での説明
6月30日、当所において、全農いばらき下長根顧問(元県園芸研究所長)を講師に迎えての病害虫研修会が波崎千両出荷組合青年部員計25名が出席のもと、開催しました。
立枯病、褐斑病、根腐病、実腐病、白絹病といったセンリョウ病害および立枯病の発生に深く関与しているセンチュウの発生生態と防除について、分かりやすく解説されました。
病害研修会に先だって、養液土耕装置を使用しての適正施肥量試験状況等、当所の試験状況について、見学して頂きました。生産者からは、センリョウは施肥の結果が直ぐに出る作物ではないので、何年か継続して取り組んで欲しいといった要望が出されました。
6月30日、当所を県議会農林水産委員会の方々が視察されました。
当所で試験を実施し、近年、神栖地区で普及が進んでいるピーマンの養液土耕栽培について、当所での試験状況について、視察されました。
輪ギク主要課題現地検討会が開催(2006年6月16日)
6月16日、当所において、JAしおさい波崎菊部会員、JA茨城中央花き部会員、JA営農担当者や専技等関係機関の担当者、計16名が出席して、平成18年度鹿島特産第1回農業改革実践会議(輪ギク主要課題現地検討会)を開催しました。
当所で取り組んでいる6月出荷作型における直挿し試験(品種:「黄金浜」「サマーイエロー」「金の香」「鈴鹿の光」他)、6月出荷作型における養液土耕試験状況(品種:「文化の旭」「浜金時」他)等を圃場にて検討を行った後、当所会議室で意見交換を行いました。生産者の直挿しへの関心は高く、圃場に直挿し後、発根までのべたがけ被覆資材や遮光方法について活発な討議が行われました。
検討会を通して、生産者等から出して頂いた意見を踏まえ、現地の課題に即した試験を今後も行っていきたいと考えています。
写真1:ハウス前での説明
写真2:開花したキクの栽培状況の確認
写真3:生育中のキクの栽培状況の確認
5月12日、生産者、JA、関係機関等50名の出席を得て、当所会議室において、平成17年度試験成績並びに平成18年度試験設計検討会を実施しました。
各研究員からピーマン、パプリカ、キク、センリョウの計6課題の17年度試験成績について、プロジェクターを用いて説明を行いました。その後、18年度試験設計の概要説明と検討を行いました。
当検討会を通して、当所からは、ピーマンの養液土耕栽培普及に向けたPRやピーマンのウイルス病(PMMoV)対策の重要性について改めて伝達することができました。また、生産者等からは、貴重なご助言を得ることができました。今後の試験研究に十分に活かしていきたいと考えています。
写真1:室内検討の様子
写真2:室内検討の様子
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