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令和元年度県南ミドリンだより第1号:福岡堰土地改良区による伊奈神社例祭が挙行されました

【伊奈神社例祭】

 2019年4月18日,福岡堰土地改良区(倉持悦典理事長)により,伊奈神社例祭が挙行されました。当日は,つくばみらい市長,福岡堰土地改良区理事長ほか,県土連,県南農林事務所など関係者約30名が参列の下,厳粛に執り行われました。

 伊奈神社例祭は,伊奈半十郎忠治公の奉祀とその年のかんがい用水・排水の安泰を祈願して,忠治公が初めてかんがい用水を地区内に流したとされる毎年4月18日に行っています。

 

r1伊奈神社例祭

昭和16年建立の伊奈神社

関係者約30名が参列しました。

 

【伊奈半十郎忠治公】

 小貝川は下流で鬼怒川と合流しており,そのために鬼怒川はたびたび洪水を起こしていました。この鬼怒川を治めるため,小貝川の分離工事を行った人物が忠治公です。この時,小貝川に造られた堰は「山田沼堰」と呼ばれ,これにより谷和原三万石(現つくばみらい市),相馬二万石(現取手市)の美田が形成されました。後に,山田沼堰に変わって,下流の福岡地内に新しい堰が造られ「福岡堰」と呼ばれるようになりました。

 忠治公は,この他にも岡堰や豊田堰を手掛けており,県南地域の水田開発の歴史において,非常に重要な人物の一人となっています。

 

現在の福岡堰は昭和46年に改築したものです。

現在の福岡堰は昭和46年に改築されたものです。

 

福岡堰桜

福岡堰は農林水産省の疎水百選に選ばれており,桜の名所にもなっています。 

 

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県南農林事務所土地改良部門_

〒300-0051 茨城県土浦市真鍋5丁目17番26号土浦合同庁舎内

電話番号:029-822-5045

FAX番号:029-822-7346

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