マーガレット(キク科アルギランセマム(Argyranthmum)属)2019年2月掲載

マーガレットは、アフリカ北西海岸付近の大西洋上にあるカナリア諸島が原産です。キク科の多年草で和名をモクシュンギクといいます。
1699年にヨーロッパに導入され、ヨーロッパで改良された品種が明治時代にはすでに栽培されていたという記録があります。現在はモクシュンギク(アルギランセマム・フルテスケンス)の園芸品種に加え、モクシュンギクと近縁種が交配された園芸品種が栽培されています。

マーガレット(白)の花の写真。

切り花や鉢花として生産され、花色は白を中心にピンクや黄色、花は一重咲き、八重咲き、丁子咲き、ポンポン咲などがあります。
開花時期は11~5月頃です。霜が降りない地域では越冬しますが、-3℃以下では寒害を受けるため防寒・防風対策が必要です。
夏の高温・多湿、乾燥にもあまり強くなく、株が枯れることもあります。

夏はほとんど成長しませんので、風通しの良い半日陰など涼しい場所で管理し、施肥は行いません。

マーガレット(薄いピンク・黄色・濃いピンク)の花の写真。

(平成31年2月掲載)

2019年02月15日