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更新日:2024年4月1日
お知らせ
脳卒中、心臓病その他の循環器病は、本県はもとより、全国でも主要な死亡原因であるとともに、重症化や後遺症により介護が必要となる主な原因のひとつでもあります。
国においては、総合的な循環器病対策を推進し、健康寿命の延伸等を図り、あわせて医療及び介護に係る負担の軽減に資するため、平成30年12月に「健康寿命の延伸等を図るための脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」(平成30年法律第105号)が策定されました。
本県においては、法第11条第1項に基づき、国の基本計画を基本とし、本県の循環器病を取り巻く現状を踏まえた「茨城県循環器病対策推進計画」を策定して循環器病対策の一層の推進を図ることとします。
厚生労働省が令和4年度から実施する脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業について、令和4年度に全国10自治体12病院の1つとして、筑波大学附属病院が採択されました。
※ 国が策定した循環器病対策推進基本計画で、「保健、医療及び福祉に係るサービスの提供体制の充実」 として、脳卒中・心臓病等(循環器病)患者を中心とした包括的な支援体制を構築するため、多職種が連携して総合的な取組を進めることとなっております。
この取組を効果的に推進するため、専門的な知識を有し、地域の情報提供等の中心的な役割を担う医療機関に脳卒中・心臓病等総合支援センターを配置し、県と連携を取りながら県内の保健・医療・福祉に係る包括的な支援体制を構築して地域全体の患者支援体制の充実を図るべく、全国に先行して実施し、検証を行うことを目的としています。
令和5年度以降も、引き続き県と筑波大学附属病院が連携しながら脳卒中・心臓病等総合支援センターを運営してまいります。
脳卒中・心臓病等の予防に関する動画や教材をご紹介しています。下記リンクよりご覧ください。
1.高血圧予防で血管を守ろう ~茨城県の高血圧の状況~
2.「悪い不整脈」の早期発見で脳卒中を予防する
3.脳梗塞にならないためにはどうすればよいか?
4.脳出血・くも膜下出血にならないためにはどうすればよいか?
5.脳卒中と循環器病について~脳卒中に潜む心臓血管外科疾患~
6.心不全とは? どんな病気?
本県では、心疾患や脳卒中などの循環器疾患や糖尿病などの生活習慣病による死亡率が高いことを踏まえ、9月を「循環器疾患予防月間」と定め、「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命の延伸~」をスローガンに、循環器疾患を主とした生活習慣病の予防に関する普及啓発を、市町村及び県医師会などの関係団体と連携し重点的に実施いたします。
日時:令和5年10月15日(日)13時から15時
場所:茨城県常陸大宮市中富町3135-6 常陸大宮市文化センター ロゼホール 小ホール
参加費:無料
内容:
1.「有酸素運動は健康に良いって聞いたけどナニが良いの・・??」
講師:川松 直人(筑波大学附属病院 循環器内科 病院講師)
2.「心・脳血管疾患に対する運動の効果 運動する際の靴の選び方」
講師:高橋 雅文(筑波大学附属病院 リハビリテーション部 理学療法士)
3.「あなたの問題は本当に減塩だけですか?」
講師:松浦 成志(筑波大学附属病院 病態栄養部 管理栄養士)
申し込み方法:事前の申し込みが必要です。以下のチラシのQRコード・お電話・FAXからお申し込みください。
「知って守ろう!あなたの脳と心臓」(10月15日 常陸大宮市)チラシ(PDF:727KB)
日時:令和5年9月30日(土)10時30分から12時15分
場所:茨城県古河市仁連2065 古河市コスモスプラザ 多目的ホール
参加費:無料
内容:
1.「脳卒中にならないためにはどうしたらよいか?」
講師:松丸 祐司(筑波大学附属病医院 脳神経外科 脳卒中予防・治療学講座 教授)
2.「あなたの問題は本当に減塩だけですか?」
講師:松浦 成志(筑波大学附属病院 病態栄養部 管理栄養士)
3.「AEDってどう使うの?」
講師:木村 秀雄(筑波大学附属病院 高度救命救急センター 救急救命士)
申し込み方法:事前の申し込みが必要です。以下のチラシのQRコード・お電話・FAXからお申し込みください。
「知って守ろう!あなたの脳と心臓」(9月30日 古河市)チラシ(PDF:255KB)
1985年に、日本心臓財団は8月10日の8、10をハートと読み、「健康ハートの日」として心臓病や脳卒中といった循環器病の予防キャンペーンを展開しました。以来、毎年夏場に呼びかけを行い、冬場の循環器病の多発の予防に努めています。
今年は7月29日から8月10日にかけて「健康ハートの日」コラボ企画が開催されます。ご自宅からオンラインで参加できるイベントもあります。
この機会に心臓を含めた自身の健康について考えてみませんか。
健康ハートの日サイト (kenko810.com)(外部サイトへリンク)
本県では、8月10日の健康ハートの日に合わせて、水戸芸術館のタワーをイメージカラーである赤にライトアップします。
照明デザイン・監修:逢坂卓郎
10月29日は、「世界脳卒中デー」です。
2006年10月、南アフリカ共和国ケープタウンで開催された脳卒中国際会議で世界脳卒中機構(WSO)が結成されたことを記念し、毎年10月29日を「世界脳卒中デー(World Stroke Day)」とすることとされました。
また、日本脳卒中協会は、脳卒中に関する知識を広め、一般市民の脳卒中に関する理解を高めることを目的に、2021年から毎年10月を「脳卒中月間」と定め、脳卒中に関する啓発活動を行なっています。
脳卒中は予防できる病気です。脳卒中の危険因子には喫煙、高血圧、高コレステロール、運動不足、肥満、糖尿病などがあり、これらの危険因子を軽減するには生活習慣を見直すことが大切です。
「世界脳卒中デー」、「脳卒中月間」を、健康について考え、生活習慣を見直す機会にしてみませんか。
本県では、10月29日の世界脳卒中デーに合わせて、水戸芸術館のタワーを世界脳卒中機構のシンボルカラー(※注)にライトアップします。
※シンボルカラーはインディゴブルーですが、実際にはブルー単色でのライトアップとなります。
照明デザイン・監修:逢坂卓郎
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