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更新日:2000年7月24日
いまや私たちの生活にすっかり定着している「コンビニエンスストア」,略してコンビニ。1972年に日本で最初のコンビニが誕生して以来,豊富な品ぞろえと,深夜でも手軽に買い物ができる便利さが学生や1人暮らしの世帯の支持を得て,飛躍的に店舗数を増やしてきました。
「そういえばずいぶんたくさんあるようだけど,いったい何軒くらいあるんだろう?最近では撤退している店もあるようだし」などと思っている人も多いのではないでしょうか。
3年ごとに通産省で実施している「商業統計調査」によると,97年6月1日現在で全国に約37,000店のコンビニがあることが分かっています。本県においては,91年には733店,94年には765店しかなかったコンビニが,97年には1,144店と大幅に増えていることが分かります。また,これをほかの都道府県と比較すると,福岡県に次いで第9位の店舗数となっています。
ここで,コンビニが小売業全体の中でもいかに躍進しているかを,年間販売額の推移でほかの業種と比較してみたいと思います。91年から97年までみてみますと,百貨店が10.9%増,総合スーパーは0.7%増,専門店が13.4%減なのに対し,なんとコンビニは66.0%増となっており,店舗数・販売額ともに飛躍的に成長している業種であることがわかります。
最近は各種公共料金などの払い込みやコンサートチケットなどを扱う店も増え,一部の店では銀行の現金自動預入・支払機(ATM)が設置されるなどコンビニはますます便利になってきているようですので,今後ますます私たちの生活に欠かすことのできない存在になってくるのではないでしょうか。
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