ここから本文です。

更新日:2023年12月19日

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)

~4車線化全線開通に向けて~

圏央道は、都心から半径40キロメートル~60キロメートルの位置に計画された総延長約300キロメートルの環状の高規格幹線道路です。本道路は、首都圏3環状道路の一番外側に位置する環状道路であり、横浜、厚木、八王子、川越、つくば、成田、木更津等の中核都市を連絡するとともに、放射状の高規格幹線道路を相互に結ぶことによって、首都圏の広域的な幹線道路網を形成し、首都機能の再編成や産業活力の向上等に重要な役割を果たします。
県内においては、平成15年3月のつくばJCT~つくば牛久IC間約2キロメートルの供用をはじめに、平成29年2月の境古河IC~つくば中央IC間約28キロメートルの開通によって県内の全区間が暫定2車線で開通しました。これにより、これまでの東京を中心とした放射状の人や物の流れに新たに都心部を避けた環状の流れが創り出され、観光面・産業面ともに整備効果を発現しております。一方、2車線では慢性的な渋滞、対面通行による事故や維持修繕工事による通行止めが発生する問題を抱えていることから、平成30年度から県内全区間を含む久喜白岡JCT~大栄JCT間の4車線化事業に着手しております。令和5年3月末に久喜白岡JCT~幸手IC間、境古河IC~坂東IC間が開通し、その他の区間についても、令和8年度までの全線開通に向けて整備が進められており、今後、県内の更なる企業立地の促進や広域的な交流の拡大などにはずみがつくものと期待しております。引き続き、茨城県では圏央道沿線の都県市や地元市町村などと一体となり、4車線化整備促進を要望してまいります。

 

首都圏中央連絡自動車道

 

<整備効果>
・つくば、成田等の中核都市間の連携と交流が促進されます。
・企業立地、市場拡大等を支援し、沿線地域の活力が向上します。
・東関道、東北道などの放射方向の高速道路と連絡し、行動範囲の拡大に寄与します。
・首都直下地震など災害時の緊急輸送路が確保されます。

 

<基本計画>
区間:神奈川県横浜市~千葉県木更津市
延長:約300キロメートル
規格:一般国道468号の自動車専用道路(茨城県内は暫定2車線で整備)
施行者:国土交通省及び東日本高速道路株式会社(茨城県内区間)
    ※4車線化は東日本高速道路株式会社

 

<県内計画>
区間:埼玉県境(五霞町)~千葉県境(河内町)
延長:約71キロメートル
通過市町:五霞町、境町、坂東市、常総市、つくば市、牛久市、阿見町、稲敷市、河内町

 

圏央道計画図

 

圏央道の4車線化に向けた要望活動

圏央道ストック効果と4車線化の必要性について(PDF:3,644KB)

圏央道の整備状況・整備効果について(首都圏中央連絡自動車道建設促進会議公式YouTubeチャンネル)

詳しい整備状況はこちら
国土交通省関東地方整備局常総国道事務所HP(外部サイトへリンク)

国土交通省関東地方整備局北首都国道事務所HP(外部サイトへリンク)

 

<沿線地域の取り組み>
茨城県西地域産業活性化協議会(外部サイトへリンク)

圏央道阿見東IC周辺のまちづくり(阿見吉原土地区画整理事業)

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

このページに関するお問い合わせ

土木部道路建設課高速道路対策室

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-4439

FAX番号:029-301-4449

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?