令和3年度農業学園開講式及び第1回講座を開催しました。

 　県央農林事務所経営・普及部門では、就農１～3年目の新規就農者を対象に、栽培に関する知識・技術の習得や仲間づくりの支援を目的として農業学園を開催しています。本年度は、令和3年6月22日(火)、管内の新規就農者17名の参加のもと、開講式及び第1回講座を開催しました。

午前中はご夫婦で多品目を栽培し、農作業のイベントも行うなど、新規参入から自らのコンセプトを基に発展している晴れ晴れファーム西村氏を講師に迎え、ほ場見学と開講式を行いました。始めに、当部門長から学園生に向け挨拶があり、その後ほ場を見学しながら西村氏より、コンセプトとしている「小さくて楽しい農園」について、栽培品目や土づくり、新規就農の際に困ることの多い設備などについてお話をいただきました。

　午後からは当部門の職員を含めて3班に分かれ、学園生が農作業で困っていることなどから見つけた課題を、班のメンバーと共有し、改善に向けて、意見交換を行いました。意見交換には、西村氏にも参加いただき、自身の経験などからアドバイスをいただきました。

　１日を通して、学園生から積極的に質問があがり、また「品目は異なるものの、農業経営など参考になった。」「自分の中で整理ができていなかった部分が整理できた。」といった感想もあるなど、有意義な時間となりました。

 　県央農林事務所経営・普及部門では、今後も農業学園を通し、新規就農者の栽培に関する技術・知識の習得に関する支援を行っていきます。

　７月２日　県央農林事務所経営・普及部門　宮田　理沙（担い手）