令和5年度JA水戸　水戸地区ねぎ生産部会総会及び講習会が開催されました

　令和6年2月20日（火曜日）、大洗シーサイドホテルにおいてJA水戸水戸地区ねぎ生産部会総会が開催され、部会員29名、JA及び市場の担当者が参加しました。

　総会では、令和5年のねぎの栽培状況や販売結果について報告がありました。露地ねぎは豪雨による病気の多発により、全国的に品薄が続いたことから、高単価で推移しました。また、柔甘ねぎは部会員の生産技術の向上や市場で高い評価を頂いた影響で、高単価で販売できました。

　総会の後の講習会では、当部門より本年度のねぎの調査結果や部会員が問題視している軟腐病やネダニ類に関わる対策について説明をしました。部会員からは、「各農薬のネダニ類に対する効果の発現の仕方を教えてほしい」「気象や生育に応じて、定期的に作業や防除に関わる情報提供をしてほしい」等の質問や要望があがりました。また、サカタ種苗から各品種の特性と栽培のポイントについて説明があり、部会員からは、土あげの方法や定植苗のセル間隔及び播種粒数等の具体的な質問がでるなど、次年度の作付けに向けて非常に熱心な姿が見られました。

　県央農林事務所経営・普及部門では、今後も生産者や関係機関と協力しながら、ねぎ産地の支援を行い、儲かる農業の実現に努めていきます。

　講習会の様子

　2月29日　県央農林事務所　経営・普及部門　磯前（成長産業）