ヒマワリ(キク科ヘリアンサス属)2014年8月掲載

ヒマワリの写真

花言葉は、「あこがれ」、「熱愛」、「光輝」、「あなたを見つめる」などです。

原産地は北アメリカで、その栽培の歴史は古く、紀元前3千年ぐらいにインディアンによって栽培がはじまりました。ヒマワリは、コロンブスらスペインからの探検家によってヨーロッパに伝えられ、当時は「インディアンの太陽の花」、「ペルーの黄金の花」と呼ばれていました。ペルーでは、ヒマワリは太陽神の象徴として大切にされ国花にもなっています。日本には17世紀の江戸時代に伝来したといわれています。

ヒマワリ(向日葵)の名前は、太陽の動きに合わせて花が動くといわれたことに由来し、英語のサンフラワーも太陽にちなんだものです。明るくて元気なイメージをもつ花として、なじみ深い花として定着しています。

切り花として利用が進んだのは1986年に無花粉品種が育成されるようになってからで、その後、花色、花型、草姿などで多様な品種が生まれ、消費が増えてきました。また、最近では、父の日のイメージカラーの花としてプロモーションされています。

ヒマワリは播種後2か月ほどで出荷が可能で、県内では、他の花き品目と組み合わせて効率的に切り花生産をしています。

ヒマワリの寄せ植え鉢の写真
2014年08月03日