ニチニチソウ(キョウチクトウ科ニチニチソウ属)2017年7月掲載

ニチニチソウの花の写真

マダガスカル原産の低亜木ですが、温帯では非耐寒性の1年草として扱われます。ニチニチソウはしばしばビンカと呼ばれますが、ビンカとは別属です(ビンカはツルニチニチソウ属のつる性の低亜木です)。
高温、高日照下でよく生育し、乾燥にも強いため夏の花壇の彩りとしてよく使われています。日当たりが良く、水はけのよい場所なら土質は選びません。

茎が直立して草丈が高くなる高性種、草丈が低いわい性種、茎が横に広がる這(はい)性種があります。高性種は50センチメートル以上、わい性種は20~30センチメートル以上の草丈になり、這性種は株張り50センチメートル以上になりますので、植える場所に合わせて品種を選ぶとよいでしょう。花も小輪や大輪のものや風車のような花を咲かすもの、花弁にフリルが入るものなど、大きさや形に様々な変化が見られるようになってきました。

ニチニチソウの花(寄せ植え)の写真
2017年07月03日