スイートコーンと露地栽培キュウリの栽培管理(2018年6月)

スイートコーンの管理 

現在は、株元から出る分けつ枝や余分につく実を取り除かない栽培方法が主流です。ただし、早出しなどで栽培条件が厳しく穂が肥大しにくい時は、除房をして1番目の雌穂の肥大を助けます。

かん水と追肥作業

先まで実が入った大きなスイートコーンを作るには、適切な時期に追肥とかん水を行って、株を充実させることが大切です。1回目の追肥は本葉6~8枚目、2回目は雄穂が見え始めた頃です(1aあたり窒素成分0.5kg)。追肥後は水の必要量も多くなるため、かん水も忘れず行いましょう。

強風で倒れた時の対応

草丈が1m未満なら、土寄せをして立たせておけばその後の生育に影響はありません。穂が肥大したあとは、1本1本起こして支柱を立てましょう。

露地栽培キュウリの管理

整枝、収穫作業

親づるは手の届く高さ(1.6~1.8m)で摘芯します。下から5節までの子づる(脇芽)は株元の通気性を悪くし、病害発生の原因になるため摘除します。6節以上の子づるは25cmくらい(2節くらい)で摘芯し、孫づるは長く伸びたものだけ摘芯します。適度な整枝・摘葉により、風通しの向上を心がけましょう。黄化した葉や枯れ葉も早めに除去します。
夏場のキュウリは実の成長が早く、開花から1週間程度で収穫になります。収穫が遅れて果実が大きくなると食味も低下し、株が弱り生育不良の原因になるため注意しましょう。

かん水と追肥作業

水分不足は果形の乱れ(曲り果、先細り果)の原因になります。高温時(7~8月)は、乾燥しないようにかん水します(1株当たり3~4L/日必要です)。また、夏場は敷き藁等を厚く敷いて地温を下げ、畑の水分を保持します。 
追肥は収穫開始から10日毎に行います(1a当たり窒素成分0.2kg)。追肥は株元から最も離れた地上部の葉やつるの先端の下を目安に施用します。草勢が低下した場合や果形の乱れが増加した場合は、思い切って摘果して株の負担を軽くし草勢を回復させましょう。

専門技術指導員室H.M

2018年06月25日