秋冬野菜等の栽培について(2019年8月)

ツルなしサヤインゲン栽培

8月中旬以降に作付けします。ツルあり種とツルなし種がありますが、小さい菜園では支柱のいらないツルなし種がおすすめです。
酸性の土壌を嫌うので、酸性土壌では石灰を施用してください(pH6目標)。1平方メートルあたり化成肥料(8-8-8)を100g施用し、耕して畝を作ります。株間は25~30cmで種を3粒ずつ播き、本葉が出てきたら生育の悪い苗を間引いて2本にします。花が咲き始めたら同肥料を25g程度追肥します。サヤが10~15cmほどになったものからハサミで収穫してください。

レタスの播種と定植

形状から結球レタスや非結球(リーフ)レタス等に分けられます。冷涼な気候を好み、高温に長期間さらされると花芽をもって抽苔しますので、無理な早播きは避けましょう。9月中旬頃までに定植する場合、白黒ダブルマルチ(白面)を利用すると高温対策ができます。
直播する場合、一か所に5~10粒程度点播し、本葉2~3枚で2~3株、本葉3~4枚で1か所1本に間引きします。育苗する場合は本葉3~4枚を目安に定植します。(育苗については2018年8月号でペーパーポット育苗を紹介していますので参考にしてください。)

白菜の播種と定植

白菜の品種には65や90等の数字がついているものがあります。これは、播種から収穫までの日数の目安となっています。早生品種は収穫までの日数は短いのですが寒さに弱く、低温下では生育が緩慢になり結球しなくなる場合もありますので、遅まきは避けましょう。
1平方メートルあたり化成肥料(8-8-8)を100g施用し、耕して畝を作ります。二条植の場合、条間60cmとし、株間は、早生品種では40cm、中生品種で50cm、晩生品種で55cm程度とします。直播の場合は5粒程度播いて、本葉5~6枚のころに1本に間引きます。
球を手で押さえて固くしまっていたら収穫します。12月頃に外葉をまとめて頭部を結束して防寒しますが、外葉の短い早生や中生品種の場合、新聞紙を上部にかぶせて紐で縛って固定する方法が有効です。

コールラビ栽培に挑戦

形状はカブのようですが、茎の部分が肥大するキャベツの仲間です。スープやサラダで食べます。
施肥は白菜に準じて行い、条間は30cmで株間15~20cmで四粒程度点播します。本葉3~4粒で1か所1本に間引きします。
株元が肥大してきたら追肥(1株1つまみ)し、6~8cmで収穫します。

タマネギの育苗準備

タマネギは9月に播種し、11月頃に苗を定植、梅雨前に収穫するのが関東での一般的な作型です。9月の苗床播種に向けて、8月上旬から苗床を作り、透明マルチを展張して太陽熱土壌消毒を行うと、表層の雑草の種子を減らすことができ、除草作業の手間を省くことができます。
ただし、9月のタマネギ播種時には、雑草防除をした表層とその下の土を混和しないよう注意してください。

専門技術指導員室N.K

2019年08月30日