トップページ > 調査・研究 > 霞ヶ浦のプランクトン

霞ケ浦のプランクトン

はじめに

霞ヶ浦などの湖沼の水質の代表的な指標は、COD(化学的酸素要求量)です。
 CODは、水中に含まれている有機物の量を測るための指標で、数値が大きいほど、“有機物が多い”ということになります。
 CODの値が大きいと、“汚れている”と思われがちですが、実は、霞ヶ浦のCODに大きな影響を与えているのは、植物プランクトンです。 
 霞ヶ浦の生態系の中で、植物プランクトンは、一次生産者として大切な役目を果たしているので、多いときの水質を“汚れている”というのは、植物プランクトンに対して、たいへん失礼な話だと思います。
 霞ヶ浦のプランクトンでは、アオコを引きおこすミクロキスティスが有名ですが、実は、植物プランクトンは300以上の種が確認されています。
 プランクトンは、たいへん小さなものがほとんどですが、 顕微鏡で観察すると、様々な色や形をしていますし、中には動くものもいて、とても“不思議で魅力的な” 生きものたちです。
 霞ヶ浦の生態系に不可欠なプランクトンについて、是非知っていただきたいので、これから少しずつ、ご紹介したいと思います。

 

霞ヶ浦のプランクトンの紹介

  PDF資料pdf ヌスットオビムシ動画へリンク

 

  PDF資料pdf クンショウモとウロレプタス動画へリンク

  

   PDF資料pdf