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更新日:2017年4月27日

安定ヨウ素剤

運転中や停止直後の原子力発電所等は、事故が発生した場合、放射性ヨウ素を含む核分裂生成物を環境中へ放出することがあります。核分裂生成物のうち放射性ヨウ素が、呼吸や飲食品を通じて人体に取り込まれると、甲状腺に集積し、放射線被ばくの影響により数年~数十年後に甲状腺癌等を発生させる可能性があります。この甲状腺被ばくは、安定ヨウ素剤を事前に服用することにより低減することができます。
ただし、安定ヨウ素剤は、放射性ヨウ素による内部被ばくに対する防護効果に限定され、放射能に対する万能薬ではありません。また、放射性ヨウ素が体内に取り込まれた後に安定ヨウ素剤を服用しても効果は極めて小さくなるため、適切なタイミングで速やかに服用することが必要となります。

安定ヨウ素剤の服用

服用対象者

  1. 安定ヨウ素剤の服用は、原則として対象地域にお住いのすべての方を対象とします。
  2. 特に新生児、乳幼児や妊婦の服用を優先させます。
  3. 服用してはいけない方、または慎重に服用する必要のある方は以下のとおりです。

    【服用してはいけない方】
    ・安定ヨウ素剤の成分、または、ヨウ素に対し、過敏症の既往歴のある方
    【慎重に服用する必要のある方】
    ・ヨード造影剤過敏症と言われたことのある方
    ・甲状腺機能亢進症と言われたことのある方
    ・甲状腺機能低下症と言われたことのある方
    ・腎機能障害と言われたことのある方
    ・先天性筋強直症と言われたことのある方
    ・高カリウム血症と言われたことのある方
    ・低補体血症性蕁麻疹様血管炎と言われたことのある方
    ・肺結核の患者と言われたことのある方
    ・ジューリング疱疹状皮膚炎と言われたことのある方

服用の指示

原子力規制委員会の判断に基づき原子力災害対策本部又は地方公共団体が服用の指示を出すため、それ以外では服用しないでください。

服用回数

服用は、原則として1回とします。

服用量

安定ヨウ素剤の服用量
対象者 ヨウ素量 ヨウ化カリウム量 ヨウ化カリウム丸
新生児 12.5ミリグラム 16.3ミリグラム(液状) -
生後1ヶ月以上3歳未満 25ミリグラム 32.5ミリグラム(液状) -
3歳以上13歳未満 - - 1丸
13歳以上 - - 2丸

 

ヨウ化カリウム丸

ヨウ化カリウム内服ゼリー

ヨウ化カリウム丸

ヨウ化カリウム内服ゼリー

副作用

一般的な過敏症(発疹など)、消化器系(悪心・嘔吐、胃痛、下痢、口腔・咽頭の灼熱感、金属味覚、歯痛、歯肉痛、血便(消化管出血)など)、その他(甲状腺機能低下症、頭痛、息切れ、かぜ症状、不規則性心拍、皮疹、原因不明の発熱、首・咽喉の腫脹など)の症状が報告されています。

説明会資料

備蓄

  • 県では,原子力災害対策指針に基づき,現在,日本原子力発電株式会社東海第二発電所から半径30キロメートル圏内の全住民を対象に安定ヨウ素剤を備蓄しています。
  • 備蓄量は,安定ヨウ素剤の服用は原則1回とされていますが,緊急時の配布に備えた住民の人口分だけではなく,当該地域にある学校の児童・生徒等,会社の社員,イベント参加者や旅行者等の一時滞在者の数も見込み,対象地域の昼間人口(約98万人)の3倍の分量を備蓄しています。
  • 全備蓄量の3分の2を半径30キロメートル圏内14市町村に配備し,残り3分の1を県で保管しています。

 関係リンク先

原子力規制委員会(外部サイトへリンク)

安定ヨウ素剤事前配布会の結果について(平成29年3月30日現在)

安定ヨウ素剤事前配布会の追加開催について(平成29年3月実施)

平成28年10月から11月に実施したPAZ圏内住民への安定ヨウ素剤事前配布会の結果について

平成27年度に実施したPAZ圏内住民への安定ヨウ素剤の事前配布結果について

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このページに関するお問い合わせ

保健福祉部薬務課企画調整

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-3384

FAX番号:029-301-3399

E-mail:yakumu@pref.ibaraki.lg.jp

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