茨城県が育成した「大粒でおいしい」水稲の新品種です。平成25年度に茨城県の推奨する品種として採用されています。

品種の特長
「コシヒカリ」と比較して、
- 出穂期および成熟期が早く、収穫作業が競合しません。
- 稈が短く、倒伏しにくい品種です。
- 千粒重は重く、玄米の外観品質が優れます。
(写真:ふくまる)
現地での栽培状況
茨城県県南地域(稲敷市、つくばみらい市、土浦市等)を中心に茨城県内各地で作付けが進み、628ヘクタール(平成29年)で栽培されています。
新品種育成普及プロジェクトチームの取り組み
- 品質を向上させる栽培管理など、高品質安定生産のポイントを分かりやすくまとめた栽培マニュアルを作成しました。
- 現地実証圃の栽培データを分析するとともに、農業研究所で開発された新たな栽培技術を栽培マニュアルに反映させることで、茨城県内のどの産地でも高品質を維持しながら安定した収量を確保できる技術の確立に取り組んでいます。