シクラメン(サクラソウ科シクラメン属)2021年10月掲載

シクラメン 鉢植え

 

 

 シクラメン属の植物は23種ほどあり、北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地方に自生しています。
園芸品種のほとんどは、シクラメン・ペルシカム(学名Cyclamen persicum)を改良し育成されています。
「シクラメン」の名は、ギリシャ語のキクロス(kyklos、円という意味)に由来します。
これは結実すると花柄がらせん状に巻くことによります。また、カガリビバナやブタノマンジュウという別名もあります。


 シクラメンは10月中旬頃から年末にかけて出荷される代表的な鉢花で、贈答向けの大鉢から気軽に楽しめるサイズや仕立ての鉢、寄せ植え等に利用されるガーデンシクラメンなどが生産されており、晩秋から春にかけて私たちの生活を彩っています。
 優れた生産育種家により、多彩な花色や花形・咲き方に加え、美しい葉の色や香りなどのバリエーションに富む、芸術品のような数多くの品種が作出されています。

 茨城県は全国4位の生産量があり、年間約84万鉢(R2年)が出荷されています。

 

 

 

シクラメン 赤色シクラメン ピンク

 

県生産者団体による「フラワーマイスターズIBARAKI鉢物品評会」が下記のとおり開催されます。
県産のシクラメンやポインセチア等の秀品が、展示・即売されますので、ぜひお越し下さい。
日時:令和3年 11月19日(金)13:30~ 21日(日)
会場:ジョイフル本田ニューポートひたちなか店(ひたちなか市新光町)

様々な色のシクラメンの花の写真

 

2021年10月06日