
フリージア(学名Freesia spp.)は南アフリカのケープ地方原産の球根植物で、18世紀にヨーロッパで品種改良され、日本には昭和の初め頃に導入されました。主力の一重咲黄色の他、白、紫、ピンク、赤、八重咲きなど多彩な品種が栽培されています。
茨城は県南部を中心に全国有数のフリージア切花産地となっており、東京中央卸売市場では約5割のシェアを占めています。
11~4月上旬にかけて出荷され、3月に出荷のピークを迎えます。
明るい色彩と甘い香りで、春の訪れを告げる花材です。

(令和2年1月掲載)