アジサイ(アジサイ科アジサイ属)2021年4月掲載

アジサイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジサイ(ホンアジサイ 学名 Hydrangea macrophylla. f.)は、日本の房総半島から四国の海岸沿いに自生する、ガクアジサイが改良されて誕生しました。装飾花を球状につける「てまり型」アジサイ(ホンアジサイ)の野生種は知られておらず、中心部に両性花・周縁部に装飾花をつけるガクアジサイが変化したものと考えられています。

18世紀後半に日本のアジサイはヨーロッパに渡り、交雑育種が行われ、多彩な花色を持つ西洋アジサイ(ハイドランジア)が作出されました。
西洋アジサイは鉢物に仕立てられ、第二次世界大戦後日本に伝わり、鉢花生産されるようになりました。

国内でも生産者育種が盛んに行われており、各地で数多くの品種が作出され人気を博しています。
茨城県内では県央・鹿行地域を中心に鉢物生産が盛んで,3~6月に送別会や母の日の贈答向け等に出荷されています。

アジサイの花色は、紫、ピンク、青、赤、白色と様々ですが、青色系は土壌が酸性側(pH4~5)、赤色系はアルカリ側(pH6~7)で、美しい発色となります。

(令和3年4月掲載)


アジサイ 薄青


アジサイ ピンクの花の写真

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アジサイ 黄緑
2021年04月05日