「筑波北条米」のさらなるブランド力向上のために(2019年4月)

つくば市
JAつくば市最良食味米生産部会

(写真1:JAつくば市で販売されている「つくば北条米」)

「筑波北条米」は昭和初期には皇室の献上米となるなど、○北米(まるきたまい)と呼ばれ、現在で言う「ブランド米」のはしりであったと言われています。
平成10年にJAつくば市は桜川東側、小田、北条、田井、筑波地区で生産されるコシヒカリを「筑波北条米」として商標登録しました。
同年、最良食味米生産部会が設立され食味の向上と安全・安心な米づくりに努め、「筑波北条米」のブランド力を高めることを目的に日々活動しています。

食味、安全・安心へのこだわり

部会では食味値が高いほど加算金が増える設定となっているため、部会員の良食味米生産への意識は高く、現地講習会や良食味産地の事例研修を積極的に実施し、技術向上を図っています。
また、消費者に安全・安心なお米を届けたいという想いから、平成13年から茨城県特別栽培農産物に取り組み、すべてを特別栽培米(化学肥料使用量:慣行の5割以下、化学農薬使用回数:慣行の5割以下)として販売しています。
部会で統一した資材を使用し、良食味のポイントであるタンパク質含量の低い米が生産できるようにしています。

GAP認証を取得し、さらに前進

部会では、数年前から国際基準GAPの認証取得に向けた動きがありましたが、東京オリンピック・パラリンピックの食材調達基準を満たす「茨城県GAP第三者確認制度」の運用開始を受け、6名の部会員による制度活用を図ることとなりました。
平成30年1月からGAPに関する勉強会や農場審査員による現地調査を複数回重ね、生産工程上の課題の整理とその対策を行いました。
特に倉庫の整理と燃料タンクの整備に苦労しましたが、無事現地調査等が終了し、県GAPの承認手続きの完了を控えているところです(2月末現在)。2020年の国際舞台に、つくば市の米が提供されることが期待されます。
普及センターでは、茨城県GAP第三者確認制度の活用をステップとして、国際規格認証取得に向けた支援を引き続き行っていく予定です。

(写真2:A経営体における農薬の整理前(左)と後(右))

(写真3:燃料保管の整備(B経営体・左)機械等施設の整備(C経営体・右))

茨城県県南農林事務所つくば地域農業改良普及センター

2019年04月01日