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更新日:2021年12月20日

2020年農林業センサス結果の概要(確定値):調査結果の概要5

 令和3年(2021年)7月8日掲載
令和3年(2021年)12月20日更新

 調査結果の概要

林業経営体

 1.林業経営の特徴

(1)組織形態別経営体数

林業経営体数は407経営体で、5年前に比べて859経営体(67.9%)減少した。また、個人経営体は362経営体で5年前に比べて853経営体(70.2%)減少し、団体経営体数は45経営体で6経営体(11.8%)減少した。(表30、図9参照)

表30:組織形態別経営体数(林業経営体)(単位:経営体、%)
区分 法人化している 地方公共団体財産区 法人化していない  
小計 農事組合法人 会社 各種団体 その他の法人
小計 株式
会社
合名合資会社 合同
会社
相互
会社
小計 農協 森林
組合
その他の各種団体 個人
経営体
平成22年

1,778

49

-

26

25

1

-

-

20

-

8

12

3

2

1,727

1,708

平成27年

1,266

38

1

25

24

1

-

-

11

-

8

3

1

2

1,226

1,215

令和2年

407

39

-

27

25

1

1

-

11

-

9

2

1

2

366

362

増減数(令和2-平成27)

-859

1

-1

2

1

0

1

-

0

-

-

-1

0

0

-860

-853

増減率(%)(令和2/平成27)

-67.9

2.6

-

8.0

4.2

0.0

-

-

0.0

-

-

-33.3

0.0

0.0

-70.1

-70.2

構成比
(%)
平成22年

100.00

2.76

-

1.46

1.41

0.06

-

-

1.12

-

-

0.67

0.17

0.11

97.13

96.06

平成27年

100.00

3.00

0.08

1.97

1.90

0.08

-

-

0.87

-

-

0.24

0.08

0.16

96.84

95.97

令和2年

100.00

9.58

-

6.63

6.14

0.25

0.25

-

2.70

-

-

0.49

0.25

0.49

89.93

88.94

図9:法人経営体数の推移

図9:法人経営体数の推移のグラフ

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 2.山林

(1)保有山林面積規模別経営体数

保有山林面積規模別に林業経営体数の構成割合をみると、10ヘクタール未満が59.7%、次いで10~20ヘクタールが17.9%、20~30ヘクタールが7.6%となった。この結果、5年前に比べて10ヘクタール以上層の構成割合が高くなっている。(表31、表32、図10参照)

表31:保有山林面積規模別林業経営体数(単位:経営体、%)

区分 保有山林なし 3ヘクタール未満 3ヘクタール以上

5ヘクタール未満
5ヘクタール以上

10ヘクタール未満
10ヘクタール以上

20ヘクタール未満
20ヘクタール以上

30ヘクタール未満
30ヘクタール以上

50ヘクタール未満
50ヘクタール以上

100ヘクタール未満
100ヘクタール以上

500ヘクタール未満
500ヘクタール以上

1,000ヘクタール未満
1,000ヘクタール
以上
平成22年

1,778

19

16

624

570

312

112

67

44

12

1

1

平成27年

1,266

19

16

439

408

218

67

53

29

16

1

-

令和2年

407

16

6

101

120

73

31

29

18

12

1

-

令和2/平成27

-67.9

-15.8

-62.5

-77.0

-70.6

-66.5

-53.7

-45.3

-37.9

-25.0

0.0

-

表32:保有山林面積規模別林業経営体数の構成割合(単位:経営体、%)
保有山林面積
(ヘクタール)
経営体数  
構成比
(%)

407

100.0

保有山林なし

16

3.9

3ヘクタール未満

6

1.5

3ヘクタール以上~5ヘクタール未満

101

24.8

5ヘクタール以上~10ヘクタール未満

120

29.5

10ヘクタール以上~20ヘクタール未満

73

17.9

20ヘクタール以上~30ヘクタール未満

31

7.6

30ヘクタール以上~50ヘクタール未満

29

7.1

50ヘクタール以上~100ヘクタール未満

18

4.4

100ヘクタール以上~500ヘクタール未満

12

2.9

500ヘクタール以上~1,000ヘクタール未満

1

0.2

1,000ヘクタール以上

-

-

図10:保有山林面積規模別林業経営体数の構成割合

図10:保有山林面積規模別林業経営体数の構成割合のグラフ

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 3.素材生産

(1)素材生産を行った経営体数と素材生産量

素材生産を行った実経営体数は55経営体となり、5年前に比べて53経営体の減少となっている。(表33参照)

表33:素材生産を行った経営体数と素材生産量(単位:経営体、立方メートル)
区分 保有山林の素材生産量 受託もしくは立木買いによる素材生産量
実経営体数 素材生産量
(立方メートル)
経営体数 素材生産量
(立方メートル)
経営体数 素材生産量
(立方メートル)
うち、立木買い
経営体数 素材生産量
(立方メートル)
平成27年

108

332,715

75

66,087

41

266,628

20

70,144

令和2年

55

301,657

31

50,333

35

251,324

23

134,210

増減数

-53

-31,058

-44

-15,754

-6

-15,304

3

64,066

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 4.林業作業

(1)過去1年間に保有山林で林業作業を行った経営体の作業別経営体数と作業面積

過去1年間に林業作業を行った実経営体は245経営体となり、そのうち最も多かった作業は下刈りなどで162経営体、次いで間伐の138経営体となっている。(表34参照)

表34:過去1年間に保有山林で林業作業を行った経営体の作業別経営体数と作業面積(単位:経営体、アール)
林業作業を行った
実経営体数
植林 下刈りなど 間伐 主伐
実経営体数 切捨間伐 利用間伐
経営体数 面積 経営体数 面積 経営体数 面積 経営体数 面積 経営体数 面積

245

38

8,840

162

38,646

138

95

15,877

58

20,955

23

8,478

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調査客体候補名簿

 1.世帯

(1)総農家数

総農家数は71,761戸で、5年前に比べて15,917戸(18.2%)減少した。販売農家数は43,920戸、自給的農家数は27,841戸となり、5年前に比べてそれぞれ23.3%、8.5%減少した。(表35、図11参照)

  • 注:農林業センサスでいう農家とは、調査期日現在で経営耕地面積が10a以上もしくは1年間の農産物販売額が15万円以上あった世帯をいう。
    また、販売農家とは、農家のうち経営耕地面積が30a以上もしくは1年間の農産物販売額が50万円以上あった世帯。自給的農家とは、経営耕地面積が30a未満かつ1年間の農産物販売額が50万円未満の世帯をいう。
表35:農家数の推移(単位:戸、%)
区分 総農家 販売農家 自給的農家
全国 茨城県 全国 茨城県 全国 茨城県
実数 平成12年

3,120,215

128,020

2,336,909

103,239

783,306

24,781

平成17年

2,848,166

114,748

1,963,424

84,845

884,742

29,903

平成22年

2,527,948

103,221

1,631,206

70,884

896,742

32,337

平成27年

2,155,082

87,678

1,329,591

57,239

825,491

30,439

令和2年

1,747,079

71,761

1,027,892

43,920

719,187

27,841

増減数 令和2-平成27

-408,003

-15,917

-301,699

-13,319

-106,304

-2,598

増減率(%) 令和2/平成27

-18.9

-18.2

-22.7

-23.3

-12.9

-8.5

構成比(%) 平成12年

100.0

100.0

74.9

80.6

25.1

19.4

平成17年

100.0

100.0

68.9

73.9

31.1

26.1

平成22年

100.0

100.0

64.5

68.7

35.5

31.3

平成27年

100.0

100.0

61.7

65.3

38.3

34.7

令和2年

100.0

100.0

58.8

61.2

41.2

38.8

図11:農家数の推移

図11:農家数の推移のグラフ

(2)総農家数(地域別)
ア.総農家数

総農家数は5年前と比べ県央以外の地域で減少した。減少率が最も高いのは県北地域の39.7%で、以下、県西地域20.0%、県南地域19.3%、鹿行地域17.3%の順となっている。

イ.販売農家数

販売農家数は5年前と比べ県央以外の地域で減少した。減少率が最も高いのは県北地域の45.2%で、以下、県南地域25.0%、県西地域24.9%、鹿行地域19.7%の順となっている。また、総農家数に対する販売農家数の構成割合をみると,鹿行地域が71.8%で最も高く、最も低い県北地域は48.0%となっている。

ウ.自給的農家数

自給的農家数は県央地域以外の地域で5年前と比べ減少した。減少率が最も高いのは県北地域の33.5%で、以下、鹿行地域10.4%、県西地域10.0%、県南地域6.2%の順となっている。
(表36参照)

表36:農家数の推移(地域別)(単位:戸、%)
区分 総農家 販売農家
地域 県北 県央 鹿行 県南 県西 県北 県央 鹿行 県南 県西
実数 平成22年

21,865

17,108

11,320

26,699

26,229

12,408

11,956

8,576

19,505

18,439

平成27年

18,285

14,889

9,675

22,764

22,065

9,661

9,810

7,155

15,854

14,759

令和2年

11,026

16,691

8,005

18,379

17,660

5,293

9,902

5,747

11,895

11,083

増減数 令和2-平成27

-7,259

1,802

-1,670

-4,385

-4,405

-4,368

92

-1,408

-3,959

-3,676

増減比(%) 令和2/平成27

-39.7

12.1

-17.3

-19.3

-20.0

-45.2

0.9

-19.7

-25.0

-24.9

総農家に
対する
構成比(%)
平成22年

 

56.8

69.9

75.8

73.1

70.3

平成27年

52.8

65.9

74.0

69.7

66.9

令和2年

48.0

59.3

71.8

64.7

62.8

区分 自給的農家
地域 県北 県央 鹿行 県南 県西
実数 平成22年

9,457

5,152

2,744

7,194

7,790

平成27年

8,624

5,079

2,520

6,910

7,306

令和2年

5,733

6,789

2,258

6,484

6,577

増減数 令和2-平成27

-2,891

1,710

-262

-426

-729

増減比(%) 令和2/平成27

-33.5

33.7

-10.4

-6.2

-10.0

総農家に
対する
構成比(%)
平成22年

43.3

30.1

24.2

26.9

29.7

平成27年

47.2

34.1

26.1

30.4

33.1

令和2年

52.0

40.7

28.2

35.3

37.2

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〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

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