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ページ番号:70431
更新日:2025年6月4日
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河川や湖沼において、人々に親しまれるような良好な水辺環境の創造、景観との調和、生態系の保全、水質の浄化等を目的とした水辺空間の整備を実施しています。
水戸市にある千波湖では、生活排水の流入等により水質が悪化していることから、那珂川・霞ヶ浦・利根川を結ぶ霞ヶ浦導水事業と連携して、桜川から千波湖へ最大3.0m3/sを導水する施設の整備し、通水を行うことにより、千波湖水質の向上を目指しています。
導水施設が完成した令和4年度より、千波湖への通水を実施するとともに、水質調査による効果の検証を行っています。
【霞ヶ浦導水事業模式図】
【千波湖導水事業概要図】
【通水前】
【通水後】
水面を覆っていたアオコは徐々に薄まり、水質が改善しています。
※出典:霞ヶ浦導水工事事務所ホームページ
※千波湖に注ぐ施設から流量を算出
※毎年1~2月に前年分を更新予定
里川(常陸太田市)や前川(潮来市)などでは、水と親しめるレクレーションの場や、歴史や文化などの地域資源を活かし、まちづくりと一体となった親水空間の整備を行っています。
【常陸太田市:里川】
【潮来市:前川】
涸沼では、水辺空間が本来持っている生物の良好な生育環境に配慮し、美しい自然環境を保全・創出するために、植生帯の再生を行っています。
【整備前】
【整備後:平成25年】
湖岸の植生帯が再生され、多様な生物の生息環境の創出に寄与しています。