花貫ダムの施設
放流施設
花貫ダムはクレストゲートやオリフィスゲート、利水放流バルブを用いて放流量の調節を行います。
- クレストゲート:ダムの堤頂部に設置されるゲートです。通常は閉められていま
すが、豪雨などにより流入量が増加する際(緊急放流の際)
に、ダム天端からの越流を防ぐため非常用洪水吐として使用し
ます。
- オリフィスゲート:比較的浅い位置(堤体の上下の中間)に設置されるゲートで
す。通常は閉められていますが、大雨などにより流入量の増
加が見込まれる際に、下流へ放流する量を調整するため常用
洪水吐として使用します。花貫ダムでは2門設置されていま
す。
- 利水放流バルブ:放流量を調節するバルブです。通常開かれており、流水の正常
な機能の維持、水道用水・工業用水を安定して取水できる流量
の確保及び貯水位管理を目的に使用します。

曝気循環設備
花貫ダムでは、水質保全のため曝気循環設備を下記の基準で運用しています。
- 水温15度以上の場合、昼間運転
- 水温23度以上の場合、終日運転
