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更新日:2021年4月8日

ノロウイルス(ふん便・おう吐物)の処理

1.準備品

  • 使い捨て手袋
  • マスク
  • エプロン
  • ふき取るための布やペーパータオル
  • ビニール袋
  • 消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)など

2.使い捨ての手袋とマスク,エプロンを着用する。

トイレが汚染された場合の消毒 おう吐物の処理
3ふん便で汚染された便座や床は,0.1%次亜塩素酸ナトリウムを十分しみ込ませた使い捨ての布やペーパータオルでふく。
量が多い場合は,使い捨ての布やペーパータオルでふき取り,その後,次亜塩素酸ナトリウムを十分しみ込ませた布やペーパータオルなどでふいて(同一面でこすると汚染を拡げるので注意)消毒する
3う吐物は使い捨ての布やペーパータオルなどで外側から内側に向けて,ふき取り面を折り込みながら静かにぬぐい取る。
4使用した布やペーパータオルなどは,すぐにビニール袋に入れる。
4使用した布などは,すぐにビニール袋に入れて処分(この際,ビニール袋に0.1%次亜塩素酸ナトリウムをしみ込む程度に入れておく)する。
その後、手をウイルスで汚染しないよう手袋をはずして(外側を内にする)、ビニール袋に入れて処分する。終了後,しっかりと手洗い,うがいを行う。
5う吐物が付着していた床とその周囲を,0.1%次亜塩素酸ナトリウムを十分しみ込ませた布やペーパータオルなどでおおい消毒(次亜塩素酸ナトリウムは鉄などの金属を腐食するので、ふき取って10分程度たったら水ぶき)する。
じゅうたんなど脱色する物の消毒には,水ぶき後,スチームアイロンの使用も有効です。
6理後は,手袋をはずしてしっかりと手洗い,うがいを行う。手袋は,使用した布やペーパータオルなどと同じようにビニール袋に入れて処分する。

※留意事項

  • 汚物の処理時とその後しばらくは,大きく窓を開けるなどして換気してください。
  • 汚物処理のために着用したエプロンなどの着衣は,すみやかに熱湯などで消毒してください。
  • 汚物を処理した後,48時間程度は感染(発症)の有無に注意してください。もし,感染が疑われるような場合には,医師の診察を受けてください。

 

お問い合わせ先

茨城県中央保健所保健指導課感染症担当電話番号029-241-0571

このページに関するお問い合わせ

保健医療部中央保健所保健指導課

〒310-0852 茨城県水戸市笠原町993-2

電話番号:029-241-0100

FAX番号:029-241-5313

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