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ページ番号:71126
更新日:2025年2月3日
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大学進学を機に茨城県に住み始め、卒業後は県内の救急病院に就職しましたが、患者さんのこれからに寄り添った看護がしたい、子供との時間を増やしたいという思いが強くなり、大学時代から興味のあったリハビリテーション看護が実践できる県立医療大学を志望しました。
リハビリテーション専門病院で、「障害者等施設基準一般病棟」に位置する成人病棟で働いています。整形外科疾患や神経難病の方、人工関節など整形外科的手術適応の方が入院されており、ご本人やご家族のご希望を確認しながら、病棟看護師、医師や療法士など多職種で連携し、その人らしい生活が継続できるよう生活動作を支援しています。手術前後の心身のサポートを行い、手術室業務も兼務しています。
患者さんの最終的な目標(退院先や習得可能が予想される生活動作)に向かって医師や療法士と検討し、リハビリテーションや看護ケア、介護指導などのチーム医療を通して患者さんのできることが増えて自信に繋がった時にやりがいを感じます。
私が働く病棟では疾患の程度や入院目的により入院期間が数週間~半年以上になることもあります。長期入院中は患者さんもご家族も希望や不安など精神的な葛藤があります。医療者の見解と相手の思いが衝突してしまうこともありますが、何度も話し合いを重ね、住み慣れた土地で生活を継続していると聞くと、諦めないで良かったと思います。
患者さんやご家族の気持ちを尊重した上で、住み慣れた地域でその人らしく生活していくためにはどのような生活動作や環境が必要となるのか、多角的な視点で考えて看護に取り組んでいます。また、患者さんやご家族、多職種との関係を構築し、チームとして最善の医療が提供できるよう働きかけることを意識しています。
リハビリテーション専門病院として救急病院や地域との連携は欠かせないと思っていましたが、連携範囲が周辺地域に限らず、県内全域や県外もあり広いことに驚きました。
福利厚生が整備されており、産休育休や育児時間など子育てしやすい環境があります。入職して間もない妊娠出産でしたが、安心して休暇や復職することができました。また、仕事とプライベートの両立がしやすいです。
2012-2017 | 医療大学付属病院 (リハビリテーション看護:成人病棟) |
2018- | 医療大学付属病院 (手術室看護:病棟兼務) |
勤務前 |
6時00分 起床 8時00分 出勤 8時10分 職場着 |
午前 |
8時30分 情報収集、情報共有 8時40分 申し送り、ミーティング 9時00分 検温、看護ケア、検査介助 10時00分 術前面談(麻酔科外来同席) 12時00分 食事介助 |
昼休み |
12時30分 昼食、休憩 |
午後 |
13時30分 ミーティング、情報共有 14時00分 看護ケア、検査介助 面談や介護認定調査等同席 看護記録 17時15分 退勤 |
勤務後 |
18時15分 帰宅 19時30分 夕食 24時00分 就寝 |
子育てをしながら働いているスタッフが多いので、育児や家庭との両立にとても理解があります。また、リハビリテーション看護はその人のこれからに寄り添うため、やりがいや達成感を感じると同時に価値観や倫理観も培われます。多くの人が住み慣れた地域で生活できるよう、一緒に考えてみませんか。