更新日:2020年2月26日

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文集一覧

1.事故前の自分に伝えたい

歯科医院勤務 男性(40歳)

私は、約2年前に交通事故を起こし尊い命を奪ってしまいました。
今まで無事故・無違反で車を運転していたため、いつの間にか「自分は事故を起こさない。ましてや人の命を奪ってしまう交通事故など無縁である。」という自分勝手な思い込みをしていました。
運転においても、自分は運転が上手なんだという意識で日々の生活を送っていました。

事故を起こしたあの日が来るまでは………

事故を起こしてから私の生活や考える事が今までと一変してしまいました。いつも命を奪ってしまったこと、どんなにお詫びしても許されることではないこと、ふとした時に事故の状況がフラッシュバックして思い出すこと、被害者様やご遺族に多大な悲しみを負わせてしまったこと、私の注意がもっと足りていればと後悔するばかりです。

できることならば、あの事故前の時間に戻って、今の私の気持ちや後悔を自分自身に伝えて、考え方を正してやりたい思いです。

今回の講習を通じて、運転にはいかに「思いやり」の気持ちが必要であるか、自分勝手な運転は絶対にしてはいけないと学びました。

もう二度とハンドルは握らないと思っていましたが、もしもう一度許されるのであれば、自分本位の運転は行なわず、思いやりを持った運転をしていきたいと思います。

最後になりましたが、2日間という限られた時間の中で私達受講者に運転する喜び、責任、決意を伝えて下さった教官の方々に感謝しております。2日間誠にありがとうございました。

2.罪の重さを思う日々

会社員 男性(63歳)

1年半前、一生忘れられない交通事故を起こしてしまい、相手方を死亡させるという結果に落ち入りました。
人間一人を死亡させる交通事故でも、殺人です。どう償えばいいのか今でも分かりません。

私に対する、刑事、民事、行政処分において、免許取消という処分がくだされて、これまでの生活が一変致しました。いろいろな心配、不自由、社会的な責任において罰が下されましたが、償いとして受け入れ、18ヶ月が過ぎて多少落ち着きましたが、事故の瞬間を今でも時々思い出し、罪の重さを再度思い出す日々が続いています。

今回の講習は、今までの自分の運転に対して冷静に反省する場となりました。運転に対する姿勢、未熟な考え、自分は事故はしないという思い上がり、年齢による運動神経の衰え等、色々な気付きと共に反省の場となり、大変有意義なものとなりました。

これから生活する上で免許が必要となり、再度取得致しますが、2度と事故や違反を起こさないよう最大限肝に銘じて、また事故を忘れないよう心に残しながらの運転に徹したいと思っております。ありがとうございました。

飲酒運転をさせない取り組み「ハンドルキーパー運動」

飲酒運転を根絶するために、自動車で飲食店に行って飲酒する場合、仲間や飲食店の協力を得て、飲まない人(ハンドルキーパー)を決め、その人はお酒を飲まず、仲間を自宅まで送り届ける「ハンドルキーパー運動」を推進しましょう。

3.命を奪っていたかも知れない

会社員 男性(23歳)

私は、2014年に飲酒運転をし、運転免許を失いました。40万円の罰金を支払い、当時乗っていた車も手放し、会社の近くへ引越し、徒歩で生活を送ることになりました。それまでの生活は一変し、とてもこの年は生活のしづらい、不便な毎日を過ごしました。

今回の講習へは、自分のしてしまった過ちを反省するつもりで臨みました。
講習を受けてみると、反省はもちろんですが、今後自分はどのようにお酒と付き合っていけばよいのか、今まで自分はどれだけ軽い気持ちでハンドルを握っていたか、などよく考える良い機会になりました。

結婚をし、子供が産まれた今、過去の事故について話を聞くと、自分とその家族を重ね合わせてしまって、とても辛い気持ちになりました。それと同時に、被害者ではなく自分が他人の命を奪う加害者になっていたかもしれない、取り返しのつかないことをおかしていたかもしれない、と気付くことができました。

講師の方の話も、テキストではなく私たち1人1人の目を見て、私たちの意見や環境にそったお話をしていただき、とても心に響きました
「何か1つの判断をする時、自分本位ではいけない」「周りの人、環境、会社、世の中、全てを考え判断しなさい」この言葉は、車の運転に限らず、これから先続いていく自分の人生で大事にしていかなければいけないなと感じました。
2年間の欠格期間、2日間の講習、再び免許を取得するかしないかは別として、交通ルール以外の部分でも、とても大きな事を学ぶことができました。

免許と40万円の罰金を失うだけで済んだ、不幸中の幸い、と考え、これから先2度と同じ過ちを犯すことのないよう胸に刻み生活していこうと思います。

4.人生一番の過ち

会社員 男性(27歳)

私は、2年前に飲酒運転をし、人生の中で一番の過ちを犯しました。

結婚1年目の妻のお腹には赤ちゃんがいました。そんな大事な時に、自分の気の緩み、甘え、自分の事しか考えない行動で、妻に迷惑をかけました。
正直、捕まるまでは飲酒運転の罪を深く考えていませんでしたが、日が経つにつれ、事の重大さ、してはいけない事をしてしまった、と考えています。
私は当時、事故はしていませんが、たまたましていなかっただけで、やってしまった事は一緒です。テレビなどで飲酒運転で死亡事故というニュースを見る度に、私のやった事と一緒か、と思います。

この講習で、講師の方は、親切で真剣に大事な事を教えて頂き、これからの人生で大事な事を伝えてもらいました。守らなければいけない家族がいるので、飲酒運転は二度としないとここに誓います
これからまた免許を取ったら、酒が入っていなくても、たくさん危険がある車は、しっかり今日教わった事を生かして運転していきたいと思います。
運転への意識が変われました。初心の気持ちを忘れずに日々を送ります。
何事も自分次第で変ってしまうので、常に自分に厳しくしていきたいです。2日間、自分の為になる話をして頂いた講師の方を忘れずに生きていきます。

もう二度とここに来る事はない、飲酒運転はしないと本当に誓います。
「飲酒運転をした人」というのは一生消せないので、考えると苦しくなります。
これからは安全な運転をして、家族が笑える休日を送りたいと思います。

5.お父さんはいつ運転できるの?

自営業 男性(38歳)

今回、取消処分者講習を2日間わたり受講いたしました。改めて自分の犯した過ちを深く反省しています。そして、たくさんの人にご迷惑をかけ、助けて頂きました。
自分の家族に対しては、毎日の送り迎えや出かける時はいつも妻が運転をして大変だったと思いますし、家族で旅行とかも行けずに、子供たちには楽しい思い出を作ってあげることが出来ませんでした。
「お父さんは、いつ運転できるの?」と、そんなふうに聞かれるたびに心苦しい思いです。

次に仕事に関しましては、自分で打合せにも行くことが出来ず、誰かしらに運転してもらう次第です。どんなに忙しい時でも、自分一人では行動できないというもどかしさ、従業員には本当に助けて頂き、そして会社のためにがんばってくれました。
こういうことになってしまったのも、飲酒運転をしてしまった自分にとても後悔しています。そして、もう二度と同じ過ちは犯さないと心に誓いました。自分一人のために周りのたくさんの人たちに心配や迷惑をかけ、自分自身が重荷になってしまったことは、とても恥じるべきことです。これからの人生は、この恩をみなさんに返していきたいと思います。

最後になりますが、この講習を受けまして、自分の運転の未熟さや適性診断での注意点など、今まで何の気なしに運転していたことに対しての驚き、そして、こんなにも自己流でやっていたのかということに気付かされました。自分が歩行者の立場になっての思いや、危険箇所の早い段階での判断、譲り合いや相手を思いやる気持ちの持ち方など、今までの自動車運転では感じていませんでした。

今回の講習を経て、そういう考えを頭の中に入れておくことで、これからの運転に対する心構えや安全に運転するための知識を持つことができたのではないかと思います。そして、これからの自動車運転は、安全に事故のないように心掛けていきたいと思います。

6.車は凶器、恐ろしい物

看護師 男性(33歳)

今回の取り消し講習を受けて改めて私がしてしまった飲酒運転+事故についての反省をしました。2年前に友人と店で酒を飲み、「大丈夫だろう。」という安易な考えで運転をしてしまい、帰りに車にぶつけた時のことを思い出しました。車の後方に人がいて被害者まで出してしまい、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
当時、結婚していた私は、妻にも大変な迷惑をいっぱいかけてしまいました。
親、友人にも迷惑をいっぱいかけてしまいました。支えてもらったのにも関わらず妻とは離婚しました。仕事においても、職場復帰は自分自身がどうしても出来ずに、現在働いている職場に転職しました。

講習を受けて自分自身の運転に対する姿勢や気持ちが甘いんだなぁと実感しました。危険予知についても内容は大体把握しているものの、実技になるとできない。甘い………。

車は走る凶器であり、一瞬で自分を含めて人生が変わってしまう恐ろしい乗り物だと思いました。私の場合被害者もいますので、被害者の方の人生も大きく変えてしまいました。

今後、本来であれば免許を取得するつもりはありませんでしたが、今年癌が発見され手術を受けて、今抗がん剤を服用しています。余命に関しても………。
皆から「ドライブに行きたい。私の運転で」と、言われた時に免許があった頃の生活を思い出して、またあの頃に戻りたいと思い、今回の講習を受けることにしました。

もちろん免許取得後は、飲酒運転は絶対にしません。
限られた人生の中で、もう一度自分の運転で皆とドライブをしたい。安全運転をして皆で楽しく過ごしたい。
講習を受けて、自分自身安全の意識が高まりました。ありがとうございました。

7.私は変わります。絶対に!

飲食店員 女性(30歳)

私は、飲酒運転での事故で免許取消しになりました。友だちの家で飲み、その帰りに、コンビニに停まっていた車2台にぶつかり停車しました。
ぶつけた車2台の車内には、たまたま人が乗っていなかったのですが、それは本当に運が良かっただけです。コンビニの外は人が歩いていてもおかしくない場所なので、タイミングが悪かったら………って思うと本当に「ゾッ」とします。
未だに目を閉じるとその光景がよみがえってきます。

免許をなくしてからは、本当にたくさんの人に迷惑をかけました。まず、保育園の送迎、うちは今、旦那が単身赴任でいないので、毎朝、母にお願いしていました。
当時、私は□□町に住んでいたのですが、母は○○市に住んでいて、平日毎日朝も帰りも子供たちの送り迎えをしてくれました。
私の勝手で免許をなくしてしまい、どれだけの方に迷惑をかけたのか。
本当にこれが「いちばん辛い」です。子供たちにも、思うようにお出かけできなかったり、車が無いことでたくさんの不便な思い、ふびんな思いをさせてしまったことを、本当に申し訳なく思います。

今回、取消講習を受けて、改めて飲酒運転の怖さはもちろん、お酒の怖さや事故の怖さも思い知ることが出来ました。

飲酒運転は、二度としない!!と強く心に決めていますが、お酒を飲んだ時のお酒の怖さを改めて知り、もっともっと強く誓おうと思いました。

そして、飲酒に関わらず、車の怖さ………。
誰も事故を起こそうとして起こしているわけではなく、たった数秒の気のゆるみでさえも大事故を起こしてしまう可能性があるので気をつけようと思いました。

今回の件では、たくさんの人に迷惑をかけて申し訳なく思うのと同時に、今回の件があったからこそ気づけたこともたくさんあるので、これを期に変わりたいと思います。
絶対変わります。2日間ありがとうございました。

8.世の中を甘く見すぎていた自分

会社員 男性(22歳)

私が、取消処分になってしまった経緯は、まず、16歳の頃友達と無免許でバイクを運転して捕まってしまい、2年の欠格をもらってしまいました。
18歳になり普通免許を取得しましたが、初めから皆よりも点数が低いということを忘れてしまって、何度も違反をしてしまい、取得してから半年くらいで一回目の停止を受けました。でも、こりずに2回目の停止を受けて、そのまま運転を続けて無免許で捕まり取消しとなりました。

取消しを受ける直前に、子どもができ結婚していたのですが、自分の世の中を甘く見ていた性格のせいで全てがだいなしになってしまいました。
この取消しがなかったら、いまごろ幸せな生活を送っていたんだろうなと思う一方、この取消しのおかげで、自分自身、子どもだった考えが多少は大人になれたのかなって思い、つかまらずにいたらもっと取り返しのつかない事をしてしまったかもしれないと「ゾッ」とします。

取消講習を受講して、車の免許を持つことは、技量だけではなく安全に対する技量の方ががどれだけ大切かを多く学ぶことができました。
特に、交通事故のビデオを見て子どもが交通事故で亡くなってしまったら、とてつもなく悲しみが消えないだろうと思います。欠格期間が終わり免許を取った時には「いち大人として、いち親として」安全運転をしたいと思います。
また、今まで迷惑をかけた人たちには恩返しをこめて、これからも安全運転を継続してくださいと伝えたいと感じます。この講習で学んだことを忘れないよう車には、安全運転等のステッカーをはって、常に思い返すようにしたいです。

9.二度と同じ過ちは繰り返さない

飲食店員 男性(32歳)

私は、酒気帯び・安全運転義務違反にて、1年間の免許取消処分を受けました。
正確には、飲酒をしたあと、そのまま運転してしまい居眠りをして対向車側に、はみ出て衝突事故を起こしてしまいました。

事故を起こして初めて気がつきました。自分の甘い考えと愚かさに………

自分一人で単独事故を起こす分には仕方ないが、ましては他人を巻き添えにし相手の方の車両には、ドライバーを含め3名の方が乗車しており、その全員の方に多大な迷惑と怪我を負わせてしまった事です。もし、万が一にも命を奪ってしまっていたらと思うと、背筋が凍りつきました。

たった一つの自分の願望の為(早く家に帰って眠りたいという欲)に「どうせ、大丈夫だろう」という甘い考えにて引き起こしてしまった事故で相手の方には、謝っても、謝りきれないです。

また、自分の家族や友人、会社の同僚達にも自分が免許を取り消されたことで、多大な迷惑をかけてしまったことを痛感しました。
そのようななかでも、自分のことを見捨てないで励まし、応援してくれた家族、友人、会社の同僚達には本当に感謝しています。

今回の講習を受けて、ドライバーとしての心構え、技術、特に心のケアを受け自分に足りない「思いやりの心」というものの大切さを痛感しました。
また、「心のブレーキ」は、運転だけじゃなく、日常の実生活の中においても必要なものだと感じました。

日々、忙しい日常の中で人は、だんだんと自分の欲に溺れ、人間としての大切なものを忘れてしまう。自分の人生の中で全てに共通することだと感じました。

今後、自分が再度、運転免許を取得できるかどうかは分かりませんが、もし取得できたのなら、今回の講習の内容を肝に銘じ「二度と同じ過ちは繰り返さない」事と、今回受けた体験を、もし自分と似た境遇の人がいたときには話をし、力になってあげたいです。「思いやりの心」「心のブレーキ」この2つは、常に自分の頭に入れて初心の心で何事にもチャレンジし、自分の人生を新たなものにして行きたいと思います。人間味のある有意義な時間を送ることができました。

10.結果は、解雇処分・収入は三分の一以下

飲食店員 男性(50歳)

私は、今50才になります。

飲酒運転で免許が取り消しになり、2年間は車に乗れません。親、兄弟からは、「何をしているんだ」とか色々言われました。
会社は、名の知れた飲食店で、10店舗を任されるまでになり、収入もそれなりでした。でも、会社に飲酒運転で免許の取り消しが分かると解雇になり、仕事も見つからず、今は、飲食店でバイト生活で収入も三分の一以下になり苦しく、雨の日、仕事に行くにもカッパを着て自転車で夜、出かけて行く始末です。その時の自分の惨めさは、情けないくらい寂しく、悲しいものがあります。
免許証があれば、このような事はしていないのに、全て自分の社会に対しての責任のなさからきたものだと。……

以前にも、飲酒運転をしたことがあります。その時は、数ヶ月で免許証を貰えました。少し我慢をすれば、でも今回は2年間、あまりにも長く辛いものがあります。反省するにも自分を、もう一度、見直すにも良い機会だったのかも知れません。これからは、人として社会のルールを守り安全意識を持ち、車は走る凶器だと言うことを心に刻み込み運転をして行きたいと思います。
この2日間の取消講習を無駄にしないためにも………

第6回茨城弁交通安全川柳入賞作品飲酒運転の防止部門

<優秀>「酒飲んで ハンドル持っちゃ だめだっぺ」 水戸市居住 男性 17歳

11.真剣に教えてもらった二日間

飲食店員 女性(45歳)

私は、6年前に飲酒運転で捕まり、免許取消しになってしまったのですが、その免許の取消期間内に、また、お酒を飲んで運転し無免許で飲酒という悪質な事をして、また、捕まってしまいました。

当時の私は、生活するのに、いっぱいになって常識な事を忘れていた頃でした。
それは、バツイチで育ちざかりの子供3人をかかえての生活は、とても大変でしたので、手っ取り早く、時給の高い夜の仕事に走ってしまい、それが、いつしか当たり前と思う自分がいました。飲酒運転という悪質なことも捕まらなければ大丈夫だろうと軽い気持ちで運転していたのです。
でも、結局は捕まってしまい、「いい加減、夜の仕事は辞めよう」と思って昼間の仕事を探しているのですが、やはり免許が無いと、なかなか難しく結局、今も送迎のある夜の仕事のままなのです。

やっとの事で、処分が切れたので今の現状を変えたいと思い、今回この講習を受けに来ました。
講習は2日間で、最初は長いだろうなぁと思ってイヤな気持ちで覚悟して来たのですが、講師の先生はとても気さくな方で面白く、可笑しく、そして最も大切なことを真剣に教えてくれたので充実した2日間を素直に過ごすことができました。

この2日間の講習を受けて思ったことは、一つの経験として、「マイナスだった自分自身をプラスに変えて行こう」と本気で思いました。ありがとうございます。

最後に、免許を取ることができたら、昼間の仕事を探して、子供達と楽しく過ごしていきたいと思います。
普通に免許を持っている人達にも、自分の運転を再認識する為に、このような講習とか、あった方がいいと思います。

12.人生をもう一度やり直したい

無職 男性(46歳)

酒気帯び運転で捕まり、免停になりました。ところが免停になったにもかかわらず、「会社にばれなければいい、見つからなければいい。警察に捕まらなければいい。」と、安易な気持ちで会社の車を運転してしまい、そのことが警察にばれて免許取消しになってしまいました。

免許が取消しになってからは、毎日、後悔しており、生活面でも大変不便です。
自分の家から一歩外に出れば歩きか自転車です。特に、冬は寒さが身にしみます。酒気帯び運転で捕まったときは、完全にアルコール依存症で、「酒気帯び運転で捕まったのも仕方がなかったことだ。」と思います。今は完全に酒は止めております。遠くへ行くときなどは母の車に乗せてもらって、お世話になっています。どこに行くのも不自由であり、行動範囲も狭くなってしまいますので、どうしても免許が取りたいです。そして、車の運転が好きなのと車を運転すると気持ちも安らぐからです。

講習を受けて感じたことは、自分の性格が少し変わったことです。免許取得後の安全運転心構えは、とにかく絶対に酒気帯び運転はやらないということです。
もともと、自分がこうなった原因は、アルコール依存症が原因ということです。どうしてアルコール依存症になってしまったかというと、友人がおらず、そして独身です。自分の寂しさを紛らわすためにお酒を飲み、アルコール依存症になってしまいました。依存症になってからは、朝から酒が飲みたくなり、その後に飲酒運転をやるようになりました。そして、捕まってしまいました。

今は酒を止めておりますが、最近思うのですが、人生をもう一度やり直したいです。これから、免許を取得するのを考えると大変だと思います。酒気帯び運転で捕まったときの自分の生活を考えるとまさしくアルコール依存症でした。休日は朝からビールを飲み寝て、それで一日が終わりです。今回、酒気帯び運転で捕まるまで、何回も酒気帯び運転をしました。「自然に自分の人生が破滅への道に向かってしまった。」と思っております。会社も首になり、現在無職ですが、歳も歳なので仕事を探すのが大変です。免許がないと仕事の幅も狭くなってしまい、本当に苦労しています。

今更、自分のやってしまったことについて後悔しても遅いのですが、毎日のように後悔しています。もともとこうなったのもアルコール依存症が原因なのです。免許を取得したら、絶対に酒気帯び運転と無免許はやりません。

飲酒運転の危険性「車の運転にはアルコールは禁物」

  • 中枢神経が麻痺する
  • 理性、自制心が低下する
  • 集中力が鈍る
  • 視力が落ち、視野が狭くなる
  • 身体の平衡感覚が狂う

このため、運動機能が低下し、ブレーキ、アクセル、クラッチ操作が遅れ反応が鈍くなり、行動も遅くなり大きな事故を起こす原因にもなります。飲酒運転は絶対にしない、ドライバーに酒類をすすめないようにしましょう。

13.免許取消後は、妻に頼り妻の扶養に

無職 男性(46歳)

私は、2年前のある夜、酒の席の帰り酒気帯び運転により、免許が取り消しになりました。

代行業者が忙しく、来るまでに40分から50分かかるというので、「大丈夫だろう。」と甘く考えて、運転をしてしまいました。しかし、本当に浅はかな考えで、結果、2年間の欠格期間を与えられました。
仕事も、辞めることになりました。
妻は、「体が、無事で良かった。」「あなたの仕事と結婚したつもりはない。」と言われました。とても感謝していますが、それだけに申し訳ない気持ちで、一杯になりました。

この2年間は、仕事をさがすにも免許がないことが障害となり、仕事につけていません。また、何か買い物や用事があるという時にも、自由に出かけることが出来ていません。いつも、妻、家族に迷惑を掛けてばかりです。

他人の目は、自分で我慢すればいいのですが、同じような目で、家族も見られているのかと考えると、本当にすまないという気持ちになります。

また、お金についても、出費が多くなりましたが、自分ではどうすることも出来ないので、妻に頼り、妻の扶養にも入らせてもらっています。

この講習では、ルールとマナーという中でも、マナー特に、まわりのことを思いやる心ということが、大切だと思いました。

この気持ちを大切にし、免許を取ったならば、支えになってくれた多くに人に感謝し、恩返しをしたいと思っています。

14.「いい加減、ちゃんとしてくれ」と言われて

会社事務 男性(50歳)

私は、酒気帯び運転をして免許を取消になりました。そして、裁判をして懲役5ヶ月、執行猶予3年という有罪判決を受けました。この裁判をするまでは、「自分は運が悪いなぁ」という軽い気持ちでした。しかし、この裁判で私は、周りの人に迷惑や心配を掛け、もう二度この様なことは起こさないと決めたのにもかかわらず、その3年後ぐらいに今度は無免許運転をしてしまい、単独の横転事故を起こしてしまったのです。私は意識を失ってしまい、気づくと病院のベットの上でした。気づいた時に自分の周りには親や兄弟、そして友達がいました。親は、「いい加減ちゃんとしてくれ」と涙ながらに言っていました。そして、この事故でまた裁判になり、弁護士の方にも今回は覚悟しておいた方が良いと言われたのです。自分も覚悟を決め裁判に向かい判決を待ちました。判決は懲役6ケ月執行猶予5年でした。私は涙を流し、これはもう一度自分が変わるチャンスをくれたのだと思い、この日から私は少しずつ考えが変わり、この家族のためにもっと頑張り妻も今まで免許のない私の送り迎えなどして頑張ってくれました。そして、月日が流れやっと免許が取得できるようになり、この講習に来ました。

いろいろな映画を見たり、運転実技をしたり、適性検査などをしました。そして、自分の運転技量やハンドルを握った時の自分の心など、今まで気にもしなかったことがあらためて分かり良かったと思いました。

今後免許取得したら、初心を忘れず思いやりのある運転を心掛けていきたいと思います。

今回は先生方ありがとうございました。

15.なくした信用を取り戻したい

会社員 男性(45歳)

私が、この取消者講習を受講しなくてはいけなかったことは、飲酒運転により交通事故を起こしたことが原因です。私自身、お酒を飲むことが好きであり、一度、二度、酒を飲んで家に帰れたことで、「少しぐらい大丈夫、酔っていなければ大丈夫だ。」と考えた。今は「本当に自分勝手で安易な考えをしてしまったのだろう。」と、つくづく後悔しています。

事故を起こしてしまい、まったく知らない方を傷つけてしまい、そのご家族に心配をかけ、本当に自分のしてしまった行為に恥ずかしい気持ちでいっぱいです。
また、私の家族、妻や子供達に不安や心配をかけ、夫として、親として「失格だ。」と感じております。現在、その家族とも別に暮らしており、週末に子供達と会えるかなっていう程度です。自分の安易な考えで家族がバラバラになり、他の人にも迷惑をかけてしまったことに深く反省し、「今後二度としてはいけないことだ。」と考えております。

20年以上免許があり、あたり前のように車を運転をしてきた私ですが、不意に2年の欠格期間が付いた免許取消しになった。この街で暮らしているとなにをするにも車がないと不便でなりません。会社は自転車とバスを乗り継いで通勤、晴れている日ならまだ良いかもしれません。雨の日や雪の日、風の強い日などは大変でした。週末に子供達に会いに行くときも、「誰々のお父さんはいつも何で自転車なの?」なんて聞かれることがありました。子供は正直です。私の息子が答えを出せないでいることに、私自身、本当に子供にも迷惑かけ、情けなさでいっぱいになりました。現在は独り者になり、どこかへ遠出をする場合、両親や友人の車に乗せてもらい買い物などをしています。いつもあまえてばかりはいられませんので自分のことは自分でやらなければならないし、免許を取って、子供にも会いに行きたい。それから、以前のように子供達を乗せて「ドライブにも行きたい。」と考えております。これからひとりで生きていくために「車の免許は必要である。」と思っています。

今回、この取消者講習を受講して、これから車の運転が可能なんだという希望と自分勝手な行動で免許を無くした私に親切にあたたかく講義をしていただいた教官に感謝しております。この受講を受ける前は、一発試験で免許を取ろうと考えていましたが、現在、難しいなと考えています。教習所に入所するお金もまだためていないので、この後どうするか考えて決めたいと思います。
また今後、免許を取得したら、もう二度と飲酒運転はしません。講習の中で違反者の再犯率の話しがありましたが、確かにそうだと思いました。免許を取って、車を運転するからには、まずは「自分にどこまで厳しくできるかが問題だ。」と思っています。車を運転する以上、飲酒運転は絶対しない。私自身もう二度は無いと思っています。

今は離婚して、幸いにも息子達には会うことができます。まだ繰り返すようなら息子達にも会えなくなることでしょう。もう二度と息子達を苦しめることを絶対しません。一度なくした信用を長い月日をかけて取り戻していきたいと考えています。

第6回茨城弁交通安全川柳入賞作品飲酒運転の防止部門

<最優秀>「まぁいいべ 軽い一杯 重い事故」 東茨城郡居住 女性 22歳

16.ハンドルを握るのは、とても怖い

自営業 男性(42歳)

私は、スピード違反や酒気帯び運転を重ねて1年間の取消処分を受け、その取消処分中に、またハンドルを握ってしまった結果、欠格期間が4年となってしまいました。

もう私は、取消期間中には、二度とハンドルを握らないと誓いました。自分には家族もあり、会社の経営者という立場があります。それなのに、自分でハンドルを握れないという立場を創り上げてしまいました。4年もハンドルを握れないということは、いったいどういう事なのか。本当に身にしみて分かりました。

今、振り返ってみると、一番は、「人間関係」です。生きていく事は、すべてが人間関係に携わっていると思います。家族や仕事、自分に関わる全ての人間関係、特に大切な人との関係が崩れていきました。それと同時に、自分の人間性も、自分自身で崩してしまいました。

今思うと、人間こんなに悲しく、切なく、寂しいこ事はないと思います。全ては、自分の不甲斐なさのせいで招いた事………。正直、本当に辛かった………。いや、言葉では言い尽くせないくらいの辛さでした。

私は、また、これから免許を取得しますが、本心、ハンドルを握るのはとても怖いです。違反はしないと誓っても,予期せぬ事故等で、また自分がこんな辛い思いをしたくないからです。しかし、そうは思っても免許を再取得して、ハンドルを握れるようじゃないと生きていく事、守るべきものを守っていけません。

私は今この反省の気持ちを、免許を再取得してからも必ず気を緩めずに、忘れることなく生きていこうと思います。いや、必ず生きていきます。
今までハンドルを握れない私のために支えて下さった人達のためにも、自分のためにも、社会の人達のためにも。

また、二日間誠意を持って、接して講習して下さった指導員の方々、誠にありがとうございました。私の運転生活への再出発にとても勉強になり、励みになりました。

17.私が運転していれば

無職 女性(30歳)

私は、4年前に飲酒した旦那の運転する車に乗ってしまい事故になり、免許を無くしてしまいました。

旦那が事故を起こした時、頭の中で私が運転すれば良かった。すごくパニックったし、その後も、すごく馬鹿なことをしたなと思いました。警察の方には、あなたが旦那さんを駄目にしたと言われたことを、今も頭の中に残っています。
自分も免許が無くなり、子供にもかわいそうな思いをさせてしまったと思い、すごく胸がいっぱいになりました。

免許が無くなった時私は、下の子がお腹の中にいて検診に行く時は、家から駅まで40~50分歩き、電車に乗って行ったり、上の子と出掛ける時も歩いていったり、親や友達に頼んでいました。私がこのようなことをしたため、家族、周りにすごくすごく迷惑を掛けました。それでも、家族や周りのみんなは、今でもずっと助けてくれています。

今回の取消処分者講習2日間受講して、話を聞いたり、ビデオを見たり、車を運転をしたりしましたが、一番思ったことは、思いやりがすごく大切だなと思いました。今日まで助けてくれた家族、友達、講習の先生達を裏切らないようにしたいです。免許を取ったら、同じ過ちは絶対に繰り返しません。

第6回茨城弁交通安全川柳入賞作品飲酒運転の防止部門

<優秀>「飲んだのに だんじょうぶだっちゃ あんめいよ」 筑西市居住 男性 46歳

18.弟に殴られて目が覚めた

無職 男性(50歳)

初めは、酒酔い運転で2年の免許取消になってしまった。会社の方に、取消しになってしまったことを話したら、なんとか仕事は続けられることになりました。

でも、もう少しで2年が経つことで、気持ちが緩んでしまって、母親の買い物で車を運転してしまったのです。その頃、母親が足腰が悪くなってしまい、また、車がありましたので、少し運転しても良いかと馬鹿な考えを起こしてしまいました。ところが、指導員の先生が言ったとおり、取り締まりしていたパトカーのお巡りさんと目が合い、まずいと思って目をそらしたらつかってしまいました。
また会社の方に無免許のことを話したら、「もういい、会社には来なくて。」と言われてクビになりました。
でも、免許がなくてもパートかアルバイトをやって2年間我慢すればいいと思って、仕事を探しましたが、どこでもまず、「運転免許はありますか?」と聞かれ、「免許がなければ駄目だ。」と言われて何カ所も断られました。

あきらめて、家に引きこもってしまいました。それが半年ぐらい経ち、それから母を言葉でいじめるようになってしまいました。母は、がっかりした顔でした。物にも当たって、家の中がめちゃめちゃです。
母は、それに耐えられず、弟に電話で話をしたみたいで、弟が家にやって来て、いきなり顔を殴られました。
「何をやってんだ。」と怒鳴られ、「なぜ、俺に電話の一本もくれないんだ。」と言われました。弟に、「免許取れるまであと何年だ。」と言われ、約1年あると話すと、弟は、「後は俺がやるから、何も心配しなくてもいい。」と言われて、気持ちが楽になりました。「免許を取る30万も、俺が出すから。」と言われ、涙が出ました。

これからは、同じことを絶対にやらないと誓いました。母と弟のために頑張ります。

19.悔やんでも、悔やんでも

パート従業員 女性(54歳)

私が運転に細心の注意を払わず、認知が遅れ、この世に二つとないかけがいのない尊い○○様の命を奪うという人として絶対に避けなければならない惨事を、ひき起こしてしまったことを深く、深く反省いたします。

私のような愚か者の存在がなければ、○○様も幸せな日々をお送りできたかと思います。深く深くお詫び申し上げます。出来ますことならば元気な○○様を、ご家族のもとへお送りすることが出来たならと、悔やんでも悔やんでも、かなえることが出来ません。深くお詫び申し上げます。
○○様の命の重さと、私の罪の重さを深く心に刻み、一生償う覚悟です。○○様のご冥福を日々をお祈りいたします。ただただ深くお詫び申し上げます。

私のような愚かなものが、今回の受講に出席して良いものかどうか、悩み苦しみました。そして、遺族の方に、どうかもう心配しないで下さい。前を見て歩いて下さいと、お言葉を頂いたことを糧に受講いたしました。

指導員の方のご指導の下、自分の性格や気質を十分に知ることが出来ました。そして、それをカバーする運転をすることが重要であること、規則を守り、常に安全運転意識を持って、ハンドルを握ること。
ハンドルを握ったら緊張感を持ち、常に集中して、人々の安全を守り「かも知れない運転」でのぞみ、そしてバランスのとれた運転操作を心掛けること。それは、心・技・体、日常生活が原点であること。
いつ、いかなる場合でも心にブレーキを掛け、操作を誤らないよう走ることを志し、深く心に刻み生きていきたいと思います。
ご指導を頂きました指導員の方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

20.自分を見直すことができた講習会

家事手伝い 男性(35歳)

2日間にわたり講習会を受けました。無くした運転免許証を、もう一度取得したくてです。でも講習を受けて、今までの自分がだらしなさ過ぎて正直どうしようか迷っています。性格は変えられません。
でも、自分に「待った」を掛けることは、自分自身で出来ることに気づき、視野が広がった気がします。自分一人では何も出来ない。他力本願ではいけない。周りの支えになってくれる家族、友人、知人の顔を、もう一度思い出すことが出来ました。

指導員の先生に日常のことを聞いてもらったり、今までのことを指導してもらうことによって、自分を見直すことが出来たのも事実です。もう一度免許を取得しようと思ったことも、人の話に耳を傾けることも、今の年齢になって分かってきた気がします。
自分の中では、免許よりもまず私生活、仕事はしていますが体を含めたアルコールの件が問題です。講習前夜は、アルコールを一滴も口に出来ず、深い眠りにつくこともできず、今までの自分の行動を考えることが出来ました。

免許を取得するまでは、家内の助手席に度々乗ることもあります。仕事の都合でも乗ることもあります。2日間にわたり講習を受けたことや話を聞いて学んだことを、まずは身近なパートナーである家内に、いきなりどうしたの?と言われそうですが、正直に話してみたいと思います。
自己流ではいけないこと、忘れてしまってはいけないことを、運転に限らず、これから生きていくためにも、大切にしていきたいと思います。
交通事故は犯罪、とても恐い言葉ですが、本当のことです。使い方によって車は大変な凶器になると最後にありましたが、本当にそうです。「凶器」という言葉を絶対に忘れず、これから交通社会にもう一度戻るために、日々努力していきたい。
最後になりますが2日間ありがとうございました。もう二度とこの講習を受けないことを誓います。

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