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更新日:2022年4月26日

茨城県鉱工業指数-令和4年(2022年)2月分-

 令和4年(2022年)4月26日掲載

今月の動き

令和4年(2022年)2月の鉱工業指数(季調済)は、生産:97.9、出荷:95.2、在庫:94.6となった。

  • 生産は、前月比1.9%低下し、2か月ぶりの低下となった。
  • 出荷は、前月比0.7%上昇し、2か月連続の上昇となった。
  • 在庫は、前月比0.0%で、横ばいとなった。

ここがポイント

  • 生産指数は前月比-1.9%と2か月ぶりの低下。主な要因には次の業種の低下が挙げられます。
    非鉄金属工業(前月比-32.4%、特に、電気銀、電気銅が低下)
    汎用・業務用機械工業(前月比-6.2%、特に、エレベータ、汎用内燃機関が低下)
  • 出荷指数は前月比0.7%と2か月連続の上昇。主な要因には次の業種の上昇が挙げられます。
    電気機械工業(前月比9.3%、特に、開閉制御装置、一般用タービン発電機、プログラマブル
    コントローラが上昇)
    輸送機械工業(前月比10.8%、特に、シャシー・車体部品、普通トラックが上昇)
  • 在庫指数は前月比0.0%と横ばい。主な要因には次の業種の上昇・低下が挙げられます。
    生産用機械工業(前月比7.3%、特に、ショベル系掘削機械が上昇)
    非鉄金属工業(前月比-23.7%、特に、電気銅、電気銀、アルミニウム地金、電力用電線・ケーブルが低下)

1.概況

本県と全国の概要(2015年=100)

  生産 出荷 在庫
本県

季節調整済指数

97.9

95.2

94.6

前月比(季節調整済)%

-1.9

0.7

0.0

原指数

95.5

90.8

95.7

前年同月比(原指数)%

-0.6

-1.8

4.1

全国

季節調整済指数

96.2

92.7

101.3

前月比(季節調整済)%

2.0

0.0

2.1

原指数

92.5

89.6

102.0

前年同月比(原指数)%

0.5

-1.5

7.1

1.1.生産

生産指数(季節調整済)は97.9で前月比は-1.9%となり、2か月ぶりに低下した。また、前年同月比(原指数)は-0.6%であった。
業種別にみると、電気機械工業、生産用機械工業などが上昇し、非鉄金属工業、汎用・業務用機械工業などが低下した。
財別にみると、資本財のみが上昇し、鉱工業用生産財、建設財などが低下した。

1.2.出荷

出荷指数(季節調整済)は95.2で前月比は0.7%となり、2か月連続で上昇した。また、前年同月比(原指数)は-1.8%であった。
業種別にみると、電気機械工業、輸送機械工業などが上昇し、非鉄金属工業、鉄鋼業などが低下した。
財別にみると、資本財、非耐久消費財が上昇し、鉱工業用生産財、耐久消費財などが低下した。

1.3.在庫

在庫指数(季節調整済)は94.6で前月比は0.0%となり、横ばいとなった。また、前年同月比(原指数)は4.1%であった。
業種別にみると、生産用機械工業、その他工業などが上昇し、非鉄金属工業、化学工業などが低下した。
財別にみると、資本財、耐久消費財、その他用生産財が上昇し、建設財が横ばいとなり、鉱工業用生産財、非耐久消費財が低下した。

鉱工業生産指数、在庫指数の推移(2015年=100、季節調整済)(茨城県)

鉱工業生産指数、在庫指数の推移(季節調整済)(茨城県)のグラフ

鉱工業生産指数、在庫指数の推移(2015年=100、季節調整済)(全国)

鉱工業生産指数、在庫指数の推移(季節調整済)(全国)のグラフ

  • 【資料】
    • 「茨城県」の値:茨城県統計課「茨城県鉱工業指数」
    • 「全国」の値:経済産業省「鉱工業(生産・出荷・在庫)指数確報」(以下の表について同じ)

2.業種別動向(寄与度順に表示)

2.1.生産

生産の動向
業種名 寄与度
(%)
前月比
(%)
前年
同月比
(%)
上昇または低下した主な品目等
上昇

電気機械工業

0.6

8.0

-4.5

開閉制御装置、一般用タービン発電機

生産用機械工業

0.5

4.8

5.9

半導体製造装置

鉄鋼業

0.2

5.3

-3.0

鋼半製品、粗鋼、普通鋼鋼帯、普通鋼めっき鋼管

金属製品工業

0.1

0.9

-3.7

鉄骨・軽量鉄骨

低下

非鉄金属工業

-1.5

-32.4

-23.6

電気銀、電気銅

汎用・業務用機械工業

-0.6

-6.2

2.1

エレベータ、汎用内燃機関

化学工業

-0.5

-3.4

-5.6

ポリエチレン、ポリプロピレン、医薬品、パラキシレン

輸送機械工業

-0.3

-4.8

50.9

ショベルトラック(除.建設用)、内燃機関電装品

2.2.出荷

出荷の動向
業種名 寄与度
(%)
前月比
(%)
前年
同月比
(%)
上昇または低下した主な品目等
上昇

電気機械工業

0.7

9.3

-10.2

開閉制御装置、一般用タービン発電機、プログラマブルコントローラ

輸送機械工業

0.6

10.8

14.2

シャシー・車体部品、普通トラック

化学工業

0.3

2.3

-6.9

塩化ビニル樹脂

生産用機械工業

0.3

2.7

10.0

マシニングセンタ、半導体製造装置、ショベル系掘削機械、建設用クレーン

低下

非鉄金属工業

-1.3

-20.7

-13.6

電気銅、電気銀

鉄鋼業

-0.7

-11.1

2.9

普通鋼鋼帯、特殊鋼熱間鋼管、亜鉛めっき鋼板

汎用・業務用機械工業

-0.4

-3.9

-1.7

エレベータ、一般用蒸気タービン、蒸気タービン部品、汎用内燃機関

プラスチック製品工業

-0.2

-2.7

-0.1

プラスチック製機械器具部品、発泡プラスチック製品

2.3.在庫

在庫の動向
業種名 寄与度
(%)
前月比
(%)
前年
同月比
(%)
上昇または低下した主な品目等
上昇

生産用機械工業

0.7

7.3

6.2

ショベル系掘削機械

その他工業

0.2

4.9

15.4

金属製家具、工業用ゴム製品

汎用・業務用機械工業

0.2

7.2

19.3

複写機、冷凍・冷蔵ショーケース

パルプ・紙・紙加工品工業

0.1

5.2

-9.3

段ボール原紙

低下

非鉄金属工業

-0.8

-23.7

-28.1

電気銅、電気銀、アルミニウム地金、電力用電線・ケーブル

化学工業

-0.8

-3.7

11.2

パラキシレン、ポリプロピレン

食料品・たばこ工業

-0.3

-4.6

-12.1

スナック菓子、ビール

鉄鋼業

-0.2

-1.3

16.0

鋼半製品

  • 「寄与度」とは、全体(ここでは鉱工業)の増減に対して、各業種の増減分がどれだけ影響を与えたかを示したものです。

3.主な業種の推移

化学工業

主な業種の推移(化学工業)のグラフ

食料品・たばこ工業

主な業種の推移(食料品・たばこ工業)のグラフ

生産用機械工業

主な業種の推移(生産用機械工業)のグラフ

 

 月報(印刷用)、業種別動向の詳細ダウンロード

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電話番号:029-301-2632

FAX番号:029-301-2669

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