高い意識と積極的に学ぶ姿勢でイチゴを生産(2021年7月)

                                          つくば市
つくば地域イチゴ経営研究会


 

「つくば地域イチゴ経営研究会」は、県オリジナル品種いばらキッスを中心に、相互に栽培技術を高めることを目的として平成27年に結成されました。
構成員は10名おり、年々、いばらキッスの生産面積が拡大しています。

生産者は直売や摘み取りによる経営が多く、研究会は地域の生産者相互で相談できる環境づくりや新規のイチゴ栽培者の育成に貢献しています。

(写真1:「つくば地域イチゴ経営研究会」
     会長 むつみ農園 酒井さん(写真左) 副会長 タムラベリー 田村さん(写真右)

 

 


品種特性を引き出す栽培技術の向上


いばらキッスは、食味や色味が良い茨城県のオリジナル品種です。
品種特性を引き出すには、品種に合った栽培技術の向上が欠かせません。
そこで経営研究会では、年一回の研修会と食味検討会を開催しています。
昨年は、県園芸研究所を視察し、栽培技術の向上に向け、高い意識と積極的に学ぶ姿勢をもってイチゴ生産に取り組んでいます。


(写真2:霜田農芸のイチゴ)




イチゴグランプリで高評価

茨城県ではイチゴの栽培技術向上を目的として、イチゴグランプリを毎年開催しています。
経営研究会では、毎年「いばらキッス」の部に出品を続けています。
グランプリでは果実の品質や食味の審査、圃場審査が行われますが、これまでに多くの入賞を果たして高い評価を得ています。
また、評価員の意見等を参考にし、さらなる技術向上に励んでいます。

(写真3:収穫したイチゴ)

 

 

 

新規就農者の育成

つくば地域は新規就農者が多く、イチゴは新規に経営に取り組む方が多い品目の一つとなっています。
新規就農者にとっては研究会に入ることで、先進農業者と交流ができ、栽培の相談にものってもらうこことができます。

生産拡大で期待の産地


一昨年、昨年と新たに会員が増えて、管内での生産面積は平成27年産の9aから令和2年産の101aまで拡大しています。
今後も良食味のイチゴ生産に向けて栽培技術の向上を目指して努力していきます。
つくば近郊にお越しの際にはぜひ、イチゴ直売所・摘み取り園を訪れておいしいイチゴを味わってください。(写真4:圃場のようす)


県南農林 つくば普及センター


2021年07月01日