【令和7年度研究成果発表会を開催しました!】
画像クリックでリーフレットを拡大
◆開催日時:令和7年12月18日(木)13:10から16:30
◆開催方式:ハイブリッド開催(会場・オンライン)
◆会 場:茨城県霞ケ浦環境科学センター(土浦市沖宿町1853番地) 多目的ホール
茨城県霞ケ浦環境科学センターでは、県内の湖沼・河川の水環境や大気環境などの保全のための調査研究を行っており、取り組んだ調査研究の成果を、広く県民の皆様にご報告することを目的に、毎年度、研究成果発表会を開催しています。
今年度は特別講演のほか、5題の研究発表と11題のポスター発表を行いました。当日は県内外の127名(会場46名、オンライン81名)の方々にご参加いただきました。活発な質疑応答も行われ、研究成果を多くの方々に報告することが出来ました。
■ 耕作放棄地を活用したNature-based solutions (NbS) :農業生産、水質、生物多様性が三方良しとなるためには
国立環境研究所 生物多様性領域 生態系機能評価研究室 松崎 慎一郎 室長
気候変動の下でも環境負荷を削減しながら、農業生産を維持していく必要があるなかで、茨城県などは農業が地域経済を支えている一方、霞ヶ浦などの湖沼の富栄養化が課題となっている。自然が有する多様な機能を活用し、農業生産、水環境保全、生物多様性保全を両立させるNbSについて、小野川・清明川流域の放棄水田、ため池の生態系機能を調査し、その結果から、谷津奥湿地の有用性等について報告がありました。
■ 霞ヶ浦沿岸におけるアオコ発生の長期的傾向及びその要因検討 主任 木村 夏紀
霞ヶ浦沿岸部で問題となるアオコについて、これまでの発生状況を地域別に整理し、発生頻度の高い地域やその要因について検討するとともに、土浦入での定期的な調査と対策の実施状況等について報告した。
■ 恋瀬川における平水時及び降雨時の水質変化 主任研究員 長濱 祐美
霞ヶ浦流入河川のひとつである恋瀬川について、長期間の河川水質データ及び高頻度で実施した調査結果から、水質の変動について検討し、その結果を報告した。
■ 汽水湖「涸沼」における塩分濃度と貧酸素化の関係 技師 藤岡 裕真
那珂川を通じて潮汐の影響を受ける汽水湖の涸沼について、当センターの調査結果から、塩分濃度による成層形成に伴う下層の貧酸素発生状況等について、季節ごとに整理し、過去と比較した結果を報告した。
■ PM2.5及び光化学オキシダントの広域調査結果及び本県の状況 主任研究員 豊岡 久美子
これまで、環境基準が未達成となるなど課題のあるPM2.5及び光化学オキシダント濃度について、観測結果から現状や対策実施に資する情報について検討した結果を報告した。
■ 百里飛行場周辺の航空機騒音実態調査 大気・化学物質研究室長 前田 良彦
百里飛行場周辺の航空機騒音について、結果を報告するとともに、過去に見直された環境基準の新旧評価方法を比較・検討した結果を報告した。

[湖沼環境研究室]
[大気・化学物質研究室]
茨城県霞ケ浦環境科学センター
〒300-0023 茨城県土浦市沖宿町1853番地
TEL:029-828-0963(直通)
FAX:029-828-0968
担当:研究調整監(技術総括)嘉成
E-mail:kasumigaura@pref.ibaraki.lg.jp
※月曜日(祝日の場合は翌日)は休館日となっております。
・令和6年度・令和5年度・令和4年度・令和3年度・令和2年度・令和元年度
・平成30年度・平成29年度・平成28年度・平成27年度・平成26年度・平成25年度・平成24年度