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更新日:2023年9月12日

飼い方・しつけ方

あなたはペットを飼う責任が持てますか?~ペットを飼うのはこんなに大変です~
可愛いからつい…、子供にせがまれて…。

こんな理由で、何となくペットを飼うことになってしまった人は意外に多いようです。しかし、ペットは生きもの、病気にもなるし、ケガもします。きちんとしつけなければ、他人に迷惑をかけたりもします。だからといって、一度飼い始めたペットを捨てることができないのは当然です。

いまペットを飼おうとしているあなた、まず考えてみてください。あなたは1日も欠かさずにペットの世話をすることができますか?ペットが成長して寿命をまっとうするまで何があっても責任をもって面倒をみることができますか?

 

ペットを飼うことを簡単に考えてはいません

かわいいからと、あとのことを考えずに飼ったペットが捨てられるケースが増えています。病気だから、「しつけ」ができない、引越し先につれていけない、吠えないので番犬にならない・・・というような身勝手な理由も多く、そんな無責任な飼い主がいるために、不幸な犬や猫が増えています。

ペットを飼うのは簡単なことではありません。飼い主としてしなければならないことがたくさんあるのです。ペットを飼い始める前に、次の事を確認してください。愛犬

 

  1. 毎日の世話や散歩をできる人がいますか?
  2. 犬や猫は10年以上生きます。終生飼い続けられますか?
  3. 旅行や外出が制限されることを覚悟できますか?
  4. 飼育するスペースはありますか?
  5. 首輪、ケージや犬小屋、食器等の用意はいいですか?
  6. 不妊や去勢手術をしますか?
  7. 食費、予防接種等の経費は大丈夫ですか?
  8. 根気と愛情を持って「しつけ」ができますか?
  9. 隣近所に迷惑をかけないように飼えますか?
  10. 家族全員が飼うことに賛成していますか?

家族全員の賛成で、飼う決心がついたら、飼育には十分注意しましょう

 

 

 

 

 

 

繁殖制限措置(不妊・去勢手術)の必要性について

「不幸な生命」を産まない、産ませないために不妊・去勢手術を受けましょう!

飼い主の身勝手で、多くの子犬や子猫が処分されています。また、無責任な飼い主が捨てた犬や猫が増えています。茨城県では、毎年犬・猫あわせて8千頭余りが処分されています。そのほとんどが子犬・子猫です。

生まれてしまってからでは遅すぎます。新たな飼い主はそう簡単には見つからないものです。飼い犬や飼い猫が妊娠しないように、メスならば不妊手術、オスならば去勢手術を行いましょう。

それは不幸な子犬や子猫を増やさないためのペットを飼う人の責任です。

手術後は、性格が穏やかになる、乳がんや前立腺がん、その他生殖器系の病気の発生率が低くなるなど大きなメリットもあります。

手術の時期や方法については、近くの動物病院に相談してください。ペットもあなたも歳をとります。最後まで責任と愛情をもって飼いましょう。

 

ペットはあなたの家族です

たとえば犬や猫は10年以上生きます。小さくて元気でかわいい子犬や子猫も、1年たてば成犬・成猫になり、やがて老いていきます。もちろんあなたにも生活の変化が訪れます。

それでも変わらずに、あなたは家族としての愛情と責任をもって終生飼い続ける自信がありますか?
もう一度、よく考えてみましょう。

犬や猫などの動物を捨てたり、いじめたりすると「動物の愛護及び管理に関する法律」により罰せられることがあります。犬や猫の気持ちを考えて仲良くなりましょう。


1.よその犬にさわりたいときは必ず飼い主に聞いてから。

かわいい犬なら、ついさわってみたくなるものですが、人にさわられることがきらいな犬もいます。さわる前に必ず飼い主に聞いてみましょう。また、その犬はどんなことをしたらいやがるかも聞いておくことが大切です。

2.犬の名前を呼んで近づいてみましょう。

名前を呼びながら静かに犬の横に近づいてみて、犬が後ずさりしたらいやがっている合図、寄ってくるようならいやがっていないということです。軽く手をにぎって犬にさしだし、匂いをかがせ、いやがらなければ、あいさつ終了。あごの下からそっとなでてあげましょう。急に頭の上に手を出すのは、犬が警戒するので厳禁です。

3.不用意に近づいてはいけない場合

食事中に近寄ると犬は食事を取られると思って警戒します。寝ている犬を起こすと機嫌が悪くなるのは人間と同じです。
また、子犬のいる母犬は、不用意に近づくと咬みつくことがあります。つながれていたり、囲いのなかに入れられている犬の場合は、自分たちの家を守っているという強い意識を持っているので、近づくと危険な場合がありますペットはあなたの家族です

 

犬や猫などは簡単な健康チェックは自分で何もできません。

ペットは健康の不調を自分から訴えることはできません。日常生活のなかで、飼い主が小さな変化も見逃さすに発見することで、病気を防いだり、軽症におさえることができます。


1.食欲はあるかどうか、食事や水の量はいつもと同じかどうか。

年齢や運動量を考えて量を決め、つねに新鮮な食事や水を与えることが基本ですが、食欲はあるか、食べる量はいつも通りかどうかが、健康の重要なバロメーターになります。

2.便や尿の状態を確認する。

便や尿は自宅でさせ、固さやにおい、色などをチェックしましょう。ふだんと違っていれば要注意です。

3.鼻や目、皮膚や毛の状態はどうか、ロ臭はないか。

鼻が乾いている、目が充血している、皮層や毛のツヤがなくなっている、ロ臭がきつくなっているなど、健康をそこなってくると、からだのあちこちに変化が見られます。つねに注意して観察することを心がけましょう。

4.伝染病や寄生虫予防のため定期的に動物病院に相談していますか。

ペットも健康で長生きするには病気の予防が大切です。定期的に動物病院に相談し、適切な処置をしてもらいましょう。

5.ペットへの化学物質やタバコの影響にも注意しましょう。

嗅覚の鋭い犬や猫などのペットは、消臭剤や殺虫剤などの化学薬品に敏感です。使用時はペットの近くでの使用を控えたり換気を良くしましょう。タバコの副流煙は人だけでなく、一緒に暮らすペットの健康にも悪影響を与える可能性があります。ペットの受動喫煙の害にも注意しましょう。

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お問い合わせ:

リンク・茨城県動物指導センター

〒309-1606茨城県笠間市日沢47番地

電話番号:0296-72-1200(平日8時30分~17時15分)

FAX番号:0296-72-2271

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