県広報紙「ひばり」10月号【特集1】

大井川和彦知事 ２期目の県政がスタート

新しい茨城づくりへの挑戦

活力があり 県民が日本一幸せな県を目指します

多くの県民の皆様の温かいご支持をいただき、２期目の県政を担うこととなりました。
私は知事就任以来、自然災害やコロナ禍といった未曽有の危機に見舞われながらも、「挑戦」「スピード感」「選択と集中」という３つの基本姿勢を徹底し、「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現に向け取り組んでまいりました。
その結果、企業誘致や医師確保、教育改革など、多くの成果を上げることができましたが、こうした成果は茨城の潜在能力を引き出したことによって成し遂げられたものです。
私は選挙期間中、県内の市町村をくまなく回り、コロナ禍における景気と雇用の厳しい現状や早期の感染収束を願う県民の皆様の声を直に聞いてまいりました。また、県が抱える諸課題の現状をつぶさに見ると同時に、本県が持つ地域資源の豊かさを改めて実感しました。
時代は今、気候変動問題やＡＩの進歩による社会構造の変化、さらには人口減少など、これまでとは全く環境が異なる、予測できない「非連続の時代」を迎えています。これを乗り越えるためには、前例踏襲や横並びなど過去の延長では通用しないものと考えています。
これからの４年間、私は自らの変化や失敗を恐れず、新しいことに果敢に挑戦するという初心を貫き、茨城の潜在能力を引き出してきたこれまでの改革路線のもと、新型コロナウイルス感染症の早期克服に全力で取り組むとともに、「新しい茨城づくり」を常に進化させながら加速させてまいります。加えて、デジタル化やカーボンニュートラルなどの新たな課題にも積極的にチャレンジしてまいります。
茨城に住みたい、住み続けたい人が大いに増える「活力があり、県民が日本一幸せな県」の実現を目指し、引き続き全力を尽くしてまいりますので、県民の皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

茨城県知事　大井川和彦