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更新日:2020年5月7日

南米交流推進青年派遣事業

南米交流推進青年派遣事業

日本から見て地球の真裏にあたる南米には,茨城県からも多くの方が移住されています。ブラジルとアルゼンチンには茨城県人会があり,50年以上にわたり本県と交流を続けています。

茨城県では,同県人会の特に若い世代との交流を通して,南米との架け橋となる人材を育成し,相互の絆を強化するとともに,国際社会で活躍できる将来のグローバルリーダーの育成を図るため,本県在住の青年2名をブラジルまたはアルゼンチンへ派遣しています。

これまで,派遣期間中,県人会の皆様との交流,若手県人会員との交流,移民の歴史・文化の学習,日系企業訪問,大使館等政府関係機関訪問等を行いました。

派遣者の体験談(平成30年度ブラジル派遣)

実際にブラジルで日本人移民史料館を見学し,当時の貴重な資料を目にしたり,日系1世,2世の方々に当時の話を聞くことで,文献では知りえなかった当時の様子や心情を,事細かに知ることができました。茨城県人会の方々からの話は,私も同じ茨城で生まれ育った身として,親近感を覚えるものであった一方,南米移住を決意した当時の日本での暮らしぶりや時代背景,ブラジルに移り住んだ初期の生活環境は,想像を超える苦労が伝わる内容でした。
街中の至る所で,ブラジルに流入された漫画や食文化などの日本文化を目にしました。ブラジル人にとっては,日本人が思っている以上に日本は身近で,繋がりの深い国であると私は感じました。
ブラジルを含め南米と日本の懸け橋として活躍できるよう,学習を続けていきたいです。

ブラジルの街並み ブラジル茨城県人会の皆様と ジャパンハウス訪問

派遣者の体験談(平成29年度アルゼンチン派遣)

アルゼンチンでの滞在で,生活や文化,日系人の移住の歴史などを学ぶことができました。また,スペイン語が十分にわからないことへの不安や悔しさ,自分の気持ちを伝えることができないじれったさを感じて,言葉の重要性を感じました。さらに,県人会の方々は2世,3世と世代がかわっていっても,日本のことを大切に思っていてくれていることに感動しました。東日本大震災や東京オリンピック決定の際には,ブエノスアイレスの中心に集まってお祈りをしたり一緒に喜んだりしてくれていたそうです。
アルゼンチン訪問を終えて,私も日本とアルゼンチンをつなぐ一人になりたいと考えるようになりました。より多くの人がアルゼンチンや南米のことを知り,そこで暮らす日系人のことを想ってくれるよう,私にできることを行っていきたいと思っています。

アルゼンチンの街並み アルゼンチン茨城県人会の皆様と 日系企業訪問

 

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