わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

土木企業委員会 調査結果

 県議会土木企業委員会(伊沢勝徳委員長)の平成24年度のテーマは「大震災からの復興と防災・減災に向けたいばらきづくり」です。
 昨年発生した東日本大震災は,津波や液状化など,本県においても大きな被害をもたらしました。復旧が進む中で,今後は,復興に向けた取り組みや地震のほか台風などを含めた自然災害に対する防災・減災に向けた対策が課題となっています。
 こうした状況を踏まえ,今後の復興を支える広域インフラ整備,震災の教訓を踏まえた防災・減災に向けた地域づくり,災害時の関係団体等との連携について検討してまいります。

 以下,調査の概要につきまして,随時御報告いたします。
 (写真をクリックすると拡大します。)

平成24年11月1日(木曜日)

<筑西幹線道路(仮称)小貝川新橋整備事業(筑西市)>

 現在整備が進められている筑西幹線道路(北関東自動車道桜川筑西ICから桜川市・筑西市・結城市等を経て古河市に至る広域幹線道路)に関して,小貝川を渡河するための橋梁整備の進捗状況等について,筑西土木事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。
筑西土木事務所から説明を受ける様子 現地調査

<(仮)柳橋恩名線整備事業(古河市)>

 新4号国道から日野自動車(株)古河新工場等が立地する古河名崎工業団地方面へ向けて整備が進められている柳橋恩名線整備の進捗状況等について,境工事事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。
境工事事務所から説明を受ける様子 現地調査

<鬼怒川大橋整備事業(結城市)>

 筑西幹線道路の一部として整備が進められている主要地方道筑西三和線に関して,平成23年に供用開始された鬼怒川大橋の現況,旧橋の撤去工事の進捗状況等について筑西土木事務所から説明を受けました。

<新4号国道(古河市)>

 当該路線は,古河市大和田〜柳橋間において6車線化,古河市柳橋〜五霞町幸主間において4車線化が予定されており,その進捗状況等について道路建設課から説明を受けました。

<結城坂東線バイパス整備事業(坂東市)>

 圏央道(仮)猿島岩井ICと国道354号バイパス等を結ぶため整備が進められている結城坂東線バイパス整備の進捗状況等について,境工事事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

<土浦坂東線(中妻バイパス)整備事業(常総市)>

 国道294号から鬼怒川に架かる美妻橋間を結ぶバイパス整備の進捗状況等について,常総工事事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

平成24年10月12日(金曜日)

<鹿島港(鹿嶋市)>

 鹿島港外港埠頭地区の耐震岸壁の整備状況等について,鹿島港湾事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。
鹿島港湾事務所から説明を受ける様子 現地調査

<国道354号鹿行大橋(鉾田市)>

 本年4月に開通した新橋の現況等について,鉾田工事事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。
本年4月に開通した新橋 鉾田工事事務所から説明を受ける様子

<県道粟生木崎線(神栖市)>

 東日本大震災発災時の津波により被害を受けた本路線の復旧状況等について,潮来土木事務所から説明を受けました。

<鹿行地区5市との意見交換会(鹿島下水道事務所)>

 重点テーマに関する調査等に役立てるため,東日本大震災により大きな被害を受けた鹿嶋市,潮来市,神栖市,行方市及び鉾田市と意見交換を行いました。

<鹿島下水道事務所風力発電設備(神栖市)>

 本年2月から稼動を開始した風力発電設備の概要等について,鹿島下水道事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

<国道124号及び県道鹿島港潮来インター線(神栖市)>

 東日本大震災発災時の津波により被害を受けたこれら路線の復旧状況等について,潮来土木事務所から説明を受けました。

<企業局鰐川浄水場(鹿嶋市)>

 東日本大震災発災時に液状化等により大きな被害を受けた鰐川浄水場の復旧状況等について,企業局鹿行水道事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

<東関道水戸線及び国道51号バイパス(潮来市)>

 潮来ICから水戸方面への東関東自動車道水戸線整備事業の進捗状況等について,潮来土木事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

平成24年8月22日(水曜日)

<茨城港常陸那珂港区復旧事業>

 東日本大震災により被災した茨城港常陸那珂港区の復旧事業の進捗状況等について,茨城港湾事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。
茨城港湾事務所から説明を受ける様子 現地調査

<国道123号バイパス整備事業>

 本路線では,那珂川大橋から宇都宮方面への現道が,幅員が狭くクランク型交差点や急カーブが連続し大型車の通行に支障を来しているため,県と常陸大宮市の共同でバイパス事業が進められており,事業の進捗状況等について,常陸大宮土木事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。
常陸大宮土木事務所から説明を受ける様子 現地調査

<弘道館復旧事業>

 昨年の東日本大震災で被災した弘道館の復旧状況等について,水戸土木事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

<一般県道市毛水戸線水府橋架替事業>

 国土交通省の那珂川改修事業に併せて進められている水戸駅北口とひたちなか市の国道6号を結ぶ市毛水戸線の水府橋架替事業の進捗状況等について,水戸土木事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

<茨城港大洗港区復旧事業>

 大洗港区における復旧事業の進捗状況等について,大洗港区事業所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

<県央地区4市町村との意見交換会>

 重点テーマに関する調査等に役立てるため,東日本大震災により大きな被害を受けた水戸市,ひたちなか市,大洗町及び東海村の各市町村長と意見交換を行いました(※水戸市,ひたちなか市及び大洗町からは市長・町長が,東海村から副村長が出席しました。)。

<国道245号那珂湊拡幅事業>

 水戸土木事務所から,那珂川に架かる湊大橋について,本年5月に供用開始された新橋の概要や4車線化に向けた今後の事業計画等の説明を受けました。

<企業局県中央水道事務所メガソーラー発電設備>

 県中央水道事務所内に設置された最大出力1,000kw/hの太陽光発電設備の概要,活用状況等について,同事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。

県外調査(福岡県・山口県) 平成24年7月11日(水曜日)〜13日(金曜日)

<福岡県西方沖地震における博多港の被災状況、復旧等(福岡市)>

 平成17年に起きた,福岡県西方沖地震における博多港での被災状況や復旧などについて説明を受けるとともに,防災や減災に向けての対応や課題などについて意見交換を行いました。
被災状況や復旧などについての説明と意見交換の様子 博多港

<福岡市民防災センター(福岡市)>

 福岡市市民防災センターを調査し,福岡県西方沖地震の発災直後の状況などについて説明を受けるとともに,防災に関しての意見交換を行いました。また防災知識や行動力などを身につけてもらうための災害模擬体験施設を視察しました。
防災に関しての意見交換の様子 災害模擬体験施設視察

<高度浄水処理システム(福岡県糟屋郡粕屋町)>

 福岡市水道局の多々良浄水場の調査を行い,高度浄水処理システム(オゾン処理+粒状活性炭吸着処理)の運用上の課題や水質改善効果などについて説明を受けるとともに,施設の視察を行いました。
高度浄水処理システムについて説明を受ける様子 多々良浄水場視察

<紫川マイタウン・マイリバー事業(北九州市)>

 北九州市の都心部を流れるシンボル的な河川で行われた治水事業,公園や道路を含めた市街地整備事業などについて説明を受けるとともに,まちづくりの進め方や課題などについての意見交換と視察を行いました。
市街地整備事業などについての説明と意見交換の様子 紫川マイタウン・マイリバー視察

<門司港レトロ地区(北九州市)>

 北九州市門司区において,外国貿易で栄えた時代の建造物を中心に,ホテル・商業施設など大正レトロ調に整備したまちづくりを行った事業について説明を受けるとともに,まちづくりの進め方や課題などについて意見交換と視察を行いました。
大正レトロ調に整備したまちづくりについての説明と意見交換の様子 門司港レトロ地区

<長府地区街並み整備事業(山口県下関市)>

 歴史的風情を残す美しい街である下関市長府地区において,ミニ開発等により風情が失われるのを防ぐために実施した「街並み環境整備事業」について調査を行い,街なみを保全し良好な住環境を形成する方策について説明を受けるとともに,まちづくりの課題などについての意見交換や街なみの視察を行いました。
街並み視察 街並み視察

<下関港(下関市)>

 下関港は東アジアの物流拠点であり、ウォーターフロントの再開発を推進しています。港湾整備やウォーターフロント再開発事業などについて説明を受けるとともに,港湾振興事業の課題などについて意見交換を行いました。
港湾整備やウォーターフロント再開発事業の説明と意見交換の様子 港湾整備やウォーターフロント再開発事業の説明と意見交換の様子

平成24年6月29日(金曜日)

<日立笠間線(山側道路)整備事業>

 本路線は,慢性的に交通渋滞が発生している国道6号を補完し,都市計画道路鮎川停車場線を経由して国道245号及び国道6号日立バイパスに至る道路ネットワーク上非常に重要な幹線道路であり,進捗状況等について,高萩工事事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。
高萩工事事務所から説明を受ける様子 現地調査

<国道245号復旧事業>

 東日本大震災により液状化,斜面崩壊等の被害を受けた国道245号の復旧工事の進捗状況等について,高萩工事事務所から説明を受けるとともに現地調査を行いました。
高萩工事事務所から説明を受ける様子 現地調査

<復興まちづくり>

 北茨城市における津波被害の復旧状況等について,茨城港湾事務所日立港区事業所から説明を受けるとともに,現地調査を行いました。

<大北川>

 津波発生時における浸水状況等について,高萩工事事務所から説明を受けました。

<県北地区沿岸3市長との意見交換会>

 重点テーマに関する調査等に役立てるため,地震による直接被害のほか,津波によっても大きな被害を受けた日立市,高萩市及び北茨城市の各市長と意見交換を行いました。

<高萩塙線バイパス整備事業>

 高萩市と北茨城市を繋ぎ新たな南北軸を形成し,産業活動や観光振興,円滑な交通の確保等を目的として整備が進められている本事業の進捗状況等について,高萩工事事務所から説明を受けるとともに,現地調査を行いました。

<国道293号里川橋復旧事業>

 東日本大震災により橋脚3基にクラックが入るなど大きな被害を受けた里川橋の現況,復旧の予定等について,常陸太田工事事務所から説明を受けました。

<都市計画道路木崎稲木線 鯨ヶ丘トンネル>

 台地を挟んで東西に分断されている常陸太田市の中心市街地を連絡し,常陸太田駅前周辺の交通渋滞緩和等を目的として整備が進められ,今月中旬に開通予定である鯨ヶ丘トンネルについて,常陸太田工事事務所から工法等について説明を受けるとともに現地調査を行いました。

平成24年5月10日(木曜日)

<朝日トンネル整備事業>

 土浦市と石岡市を結ぶ朝日峠は,急勾配のカーブが連続し,通り抜けが難しく,冬季には積雪や凍結により通行が困難な状況であることから,これらを解消するために現在整備中の(仮称)朝日トンネルを視察しました。
 写真は左がトンネル内で質疑の様子,右がトンネル取付け部の状況です。

トンネル内で質疑の様子 トンネル取付け部の状況

<五輪堂橋架替工事>

 かすみがうら市と石岡市を結ぶ五輪堂橋は,恋瀬川の増水時に,その橋脚が川の流れを阻害する要因となっていたため,恋瀬川改修事業に伴って架け替えが進められており,工事の進捗状況等について土浦土木事務所から説明を受けるとともに,現地調査を行いました。
 写真は左が現地で質疑の様子,右が現在の架設状況です。

現地で質疑の様子 現在の架設状況

<竜巻による被災地域>

 5月6日に発生した竜巻による被災状況や復旧作業の進捗状況等について,土浦土木事務所から説明を受けるとともに,現地調査を行いました。

<調査先所在地の市・町長との意見交換会>

この日調査した各事業について,地元自治体の意見も伺った上で委員会審査を進めてゆくため,調査先の所在地である土浦市,石岡市,稲敷市,かすみがうら市,阿見町の市・町長と意見交換を行いました。

<県南水道事務所>

 企業局の県南水道事務所(霞ヶ浦浄水場)では,施設の老朽化が著しいこと,旧耐震基準の施設であること等から,安全で安心な水を安定的に供給するため,改築事業が実施されており,工事の進捗状況等について県南水道事務所から説明を受けるとともに,現地調査を行いました。

<阿見吉原土地区画整理事業>

 圏央道阿見東インターチェンジに隣接し,事業地内にすでに「あみプレミアム・アウトレット」がオープンしている阿見吉原地区において,土地区画整理事業の進捗状況等について竜ケ崎工事事務所から説明を受けました。

<圏央道(仮称)東IC整備事業>

 早期供用を目指し整備が進められている圏央道(仮称)東IC整備事業の進捗状況等について国土交通省常総国道事務所から,また,同ICアクセス道路整備の進捗状況等について竜ケ崎工事事務所から説明を受けました。



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