わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

防災環境商工委員会 調査結果

 県議会防災環境商工委員会(神達岳志委員長)の平成25年のテーマは生活環境部関係は「地域活動団体等との連携・協働による地域づくり運動の促進」,商工労働部関係は「地域商業の活性化」です。
 社会情勢の変化,県民の価値観・ニーズの多様化等により行政単独では十分に対応しきれない場合が生じてきていることから,地域コミュニティやNPO,企業など,多様な主体の連携,協働による地域づくり,活性化方策等について検討していきます。
 また,地域商業を取り巻く環境の変化に対応するため,魅力ある商店街づくりのための支援や,地域のニーズに対応した新たなサービス業の展開への支援等,地域商業の活性化方策を検討していきます。

 以下,視察の概要につきまして,随時御報告いたします。
 (写真をクリックすると拡大します。)

平成25年11月15日(金曜日)

<霞ヶ浦直接浄化実証施設(土浦市)>

 アオコなどの植物プランクトンの栄養源で,水質を悪化する原因物質の一つである「りん」を湖水から直接除去する対策の実証試験のため,県が平成25年9月に土浦港に設置した「霞ヶ浦直接浄化実証施設」を調査し,事業効果や水処理方法等について質疑を行いました。
 写真は左が土浦合同庁舎において概要説明を受ける様子,右が現地視察の様子です。

土浦合同庁舎において概要説明を受ける様子 現地視察の様子

<常総環境センター(守谷市)>

 常総地方広域市町村圏事務組合のゴミ処理施設,常総環境センター(平成24年8月稼働)を調査し,事業概要の説明を受けた後,キルン式ガス化溶融炉や蒸気タービン発電機等を視察し,ごみ処理方法等について質疑を行いました。
 写真は左が概要説明を受ける様子,右が施設視察の様子です。

概要説明を受ける様子 施設視察の様子

平成25年10月31日(木曜日)

<コミュニティスペース「さくらカフェひたち」(日立市)>

 日立化成グループである日立化成テクノサービスが,ソーシャルビジネスプロジェクトの一環として,平成25年6月に開設した「さくらカフェひたち」を視察し,プロジェクトのコンセプトである「従業員の雇用確保と街の賑わいづくりの両立」に向けた取り組みについて説明を受けました。
また,子どもの遊び場等を併設した店内を視察し,今後の事業展開などについて質疑を行いました。写真は飲食スペースをお借りして説明を受ける様子です。

飲食スペースをお借りして説明を受ける様子 飲食スペースをお借りして説明を受ける様子

<(株)日立製作所日立事業所(日立市)>

 富士重工業(株)からの風力発電事業の譲渡(平成24年7月)により,同事業へ本格参入した(株)日立製作所を調査し,風力発電事業の現状や課題,本県産業への波及効果,現在開発中の風車システムの概要などについて説明を受けた後,日立事業所埠頭工場において風力発電システムの組み立てを視察しました。写真は左が臨海工場で事業説明を受ける様子,右が埠頭工場視察の様子です。
臨海工場で事業説明を受ける様子 埠頭工場視察の様子

平成25年9月10日(火曜日)

<NPO法人くらし協同館なかよし(ひたちなか市),泉町二丁目商店街振興組合(水戸市)>

 空き店舗を活用して,地域住民に「食」「ふれあい」を提供している「NPO法人くらし協同館なかよし」を視察し,地域に密着したコミュニティビジネスについて調査したほか,泉町二丁目商店街振興組合を調査し,現状や課題及び商店街活性化に係る取組について説明を受け,今後の展開などについて質疑を行いました。左がくらし協同館なかよしにおける質疑の様子,右が泉町二丁目商店街視察の様子です。
くらし協同館なかよしにおける質疑の様子 泉町二丁目商店街視察の様子

<(株)ミトレン・(一社)茨城県高圧ガス保安協会(水戸市)>

 国が指定する「災害時対応中核充填所」の概要について(一社)茨城県高圧ガス保安協会の説明を受けた後,本県の災害時対応中核充填所の一つである(株)ミトレンを視察し,LPガス供給のための自家発電設備など,災害時への対策について調査しました。写真は左がLPガス充填施設の視察の様子,右がLPG車の説明を受ける様子です。
LPガス充填施設の視察の様子 LPG車の説明を受ける様子

県外調査(福岡県,佐賀県) 平成25年7月31日(水曜日)〜8月2日(金曜日)

<NPO法人そよかぜ>

 NPO法人そよかぜは介護サービス事業を実施するとともに,商店街の空き店舗を利用し地域住民が集う場を設ける助け合いサポート事業を実施しています。
 福岡市博多区銀天町商店街にある同法人の活動拠点「人の駅」を訪問し,活動内容などの説明を受けるとともに,今後の展開などについて意見交換を行いました。

説明、意見交換の様子

<福岡県庁環境部>

 福岡県では,レアメタルリサイクル推進事業の一環として,平成20年度使用済小型電子機器の回収実証事業を開始し,平成23年度からは回収地域を九州一円とする県域を越えた広域回収実証事業を実施してきました。
 県環境部循環型社会推進課による事業概要の説明を受けた後,取組方法などについて質疑を行いました。

説明、質疑の様子

<おおき循環センター>

 福岡県三潴郡大木町は,持続可能な暮らしの実現に向け,各種循環事業に取り組んでいます。
 防災環境商工委員会は,大木町における循環型社会構築に向けた取組について同町環境課による概況説明を受けるとともに,町の拠点施設「おおき循環センター(平成18年稼働開始)」を視察し,生ゴミ・し尿・浄化槽汚泥をメタン発酵処理するバイオマスガスプラントについて調査を行いました。

施設の視察の様子

<NPO法人唐津環境防災機構KANNE>

 NPO法人KANNE(佐賀県唐津市)は国の特別名勝「虹の松原」の再生・保全活動をはじめ,環境・防災活動等に幅広く取り組んでいます。
 行政機関・企業・地域住民が連携・協働して実施している「虹の松原」再生保全活動の内容について説明を受けた後,松葉かきや清掃活動の現地を調査し意見交換を行いました。

現地調査の様子

<NPO法人循環生活研究所>

 NPO法人循環生活研究所(福岡市)は循環型ライフスタイルの調査・研究,普及,支援を目的に,堆肥づくり,コンポストの普及啓発事業,環境教育などを実施しています。
 同法人の活動内容や段ボールコンポストなどについて説明を受けた後,質疑を行いました。

説明を受ける様子

平成25年5月23日(水曜日)

<茨城職業訓練支援センター(常総市)>

 離職者や在職者を対象とした実践的な職業訓練を実施している茨城職業訓練支援センター(常総市水海道高野町)を視察し,同センターの職業能力開発に係る取り組みについて質疑を行いました。左が職業訓練施設視察の様子,右が授業見学の様子です。
職業訓練施設視察の様子 授業見学の様子

<水海道あすなろの里(常総市)・ミュージアムパーク茨城県自然博物館(坂東市)>

 菅生沼や鬼怒川・小貝川などの水辺環境保全の取り組み等について,常総市役所,市民団体(むくの木会,菅生沼を守る会),茨城県自然博物館から説明を受け,今後の展開などについて質疑を行いました。写真は左が水海道あすなろの里での質疑の様子,右が茨城県自然博物館での質疑の様子です。
茨城県自然博物館での質疑の様子 茨城県自然博物館での質疑の様子



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