わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会農林水産委員会の県内調査(県央・県北・鹿行地区)の結果について


 県議会農林水産委員会(常井洋治委員長)では,平成22年6月23日(水)に下記のとおり県内調査を実施いたしました。

 

1 鉾田市産地ブランドアップ振興協議会の取組み(鉾田市)
 鉾田市産地ブランドアップ振興協議会は平成20年4月に設立され,観光協会や生産者,食品加工業者,量販店・消費者等の実儒者などとの連携の下,農産物を中心とした地域資源のブランド化に取り組まれております。
 県鉾田合同庁舎を会場に,会長である鬼沢鉾田市長から,地域農産物を活かした加工品の開発やPR活動,料理コンテストの開催など,2年間の活動の成果と今後の取り組み方針等について説明を受けました。
 その後,トマトジュースやメロンプリンなどの加工品や地元農産物を展示販売しているJAかしまなだの直売所「ファーマーズマーケットなだろう」を視察しました。

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※「ファーマーズマーケットなだろう」を視察する農林水産委員会委員


2 笠間市の農業振興の取組み(笠間市)
 笠間クラインガルテンのクラブハウスを会場に,山口笠間市長などから笠間市における栗のブランド化等の取組みについて説明を受けました。
 茨城県は全国第一位の栗の生産量を上げており,本県の代表的な産地である笠間市においては,日本一のクリ産地を目指して,生産者及び関係機関連携による「笠間の栗グレードアップ会議」を平成19年に立ち上げ,笠間の栗のブランド化と栗産地の活性化に取り組まれております。
 また,JA茨城中央(笠間クラインガルテンの指定管理者)の鈴木参与から,関東地区初の本格的な滞在型市民農園として平成13年にオープンして以来,都市住民との交流と地域農業振興の拠点として高い人気を誇る笠間クラインガルテンの概要等について説明を受けるとともに施設を視察しました。


3 笠生産現場から消費者への食の提案を行う野菜生産会社の取組み(常陸太田市)
 (有)栗原農園の栗原昌則代表取締役から,法人化の経緯や鉄骨ハウスや水耕システム等,施設・設備の整備概要について,女性農業士で野菜ソムリエの資格を有する取締役の栗原恵子氏(妻,元教諭)から宅配や野菜ごとに料理方法を提案する独自販売などについて説明を受けるとともにハウス内での野菜(小ネギ,ハーブ等)の水耕栽培を視察しました。

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※小ネギの水耕栽培を視察する農林水産委員会委員



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