わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会総務企画委員会の県内調査(県央・鹿行地区)の結果について


 県議会総務企画委員会(飯塚秋男委員長)では,平成20年10月2日(木)に,下記のとおり県内調査を実施いたしました。

 

1 旧畜産試験場跡地の概況について(笠間市)
  笠間市平町の旧畜産試験場跡地において,県の加藤木地域計画課長から,同跡地の概況について,説明を受けました。
  同跡地は,平成12年5月に県畜産試験場が石岡市(旧八郷町)に移転して以降,ロケ撮影やリトルリーググラウンド,牧草地等に利用されていますが,JR友部駅から約2km,北関東自動車道友部ICから約3kmに位置し,約36haと広大な面積の土地であることから,笠間市をはじめとした県央地域の振興に資する利活用が課題となっています。

写真
※旧畜産試験場跡地を視察する総務企画委員会委員


2 市町村合併に伴う旧役場庁舎の活用状況について(笠間市)
  笠間市役所岩間支所庁舎において,笠間市の渡邉副市長をはじめ関係職員から,市町村合併に伴う旧役場庁舎の活用状況について,説明を受けました。
  平成18年3月に笠間市,友部町,岩間町の合併により誕生した笠間市では,旧友部町役場を本所とし,旧笠間市役所及び旧岩間町役場を支所としていますが,岩間支所の庁舎では,2,3階の大部分が空スペースとなっており,その有効活用が急務であったことから,住民等で構成する岩間支所庁舎利活用検討委員会等で総合的な検討を進めた結果,図書館,公民館,子育て支援センター,ボランティアセンターとして整備し,今月下旬にオープンすることとなりました。
  改修面積は1,334m²,改修事業費は約5,600万円で,財源として合併特例債が活用されています。
  その後,同庁舎内2Fの図書館等の整備状況を視察しました。 


3 市町村合併の支援策を活用し整備した施設の概要について(行方市)
  霞ケ浦ふれあいランドにおいて,行方市の坂本市長,平野議長をはじめ関係職員から,市町村合併の支援策を活用し整備した施設の概要等について,説明を受けました。
  平成17年9月に麻生町,北浦町,玉造町の合併により誕生した行方市では,道の駅たまつくりに設けていた物産販売所が手狭であったことや霞ケ浦大橋の無料化が図られたこと,3町が合併したことなどを契機に,国の合併市町村補助金を活用して,平成19年4月に行方市観光物産館「こいこい」を整備しました。
  同物産館は,事業費約1億5,000万円,延べ床面積約522u,木造・鉄筋コンクリート造地上1階・地下1階の建物で,旧町の共通した基幹産業である農業における生産者交流・消費者交流を図るとともに,農産物のブランド化や地産地消の推進,さらに産業,観光PRの発信拠点として活用されています。
  その後,同物産館を視察しました。



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