わたしたちの県議会 茨城県議会

常任委員会活動状況

県議会総務企画委員会の県内調査(県西地区)の結果について


 県議会総務企画委員会(飯塚秋男委員長)では,平成20年7月30日(水)に,下記のとおり県内調査を実施いたしました。



1 やすらぎの里しもつま整備事業の概要について(下妻市)
  下妻市大園木のふるさと交流館「リフレこかい」において,下妻市の小倉市長をはじめ関係職員から,同市蚕飼地区における「やすらぎの里しもつま整備事業」の概要について,説明を受けました。
  市の南東部に位置する蚕飼地区では,少子化等による地域の活力低下が懸念される中,平成15年に少子化及び住宅対策,学校問題,農業問題など今後のまちづくりを考えていくことを目的に「蚕飼地区まちづくり委員会」が組織され,環境美化など地域住民による実践活動が展開されてきました。
  一方,下妻市(旧千代川村:平成18年1月に下妻市と合併)では,住民のこうした活動を支援すべく,平成15年度に蚕飼地区の活性化施策をまとめた「やすらぎの里づくり構想」を策定,平成17年4月には「都市再生整備計画(蚕飼地区)」を策定し,「下妻市における南の玄関口(シンボルゾーン)の形成と蚕飼地区の活性化」を目指し,同市の大園木地内(敷地面積31,242m²)に平成17〜21年度の計画で,ふるさと交流館「リフレこかい」や農産物直売所,農産 物加工施設,公園などの施設を配した「やすらぎの里しもつま」の整備を進めています。
  委員会では,概要説明を受けた後,ふるさと交流館「リフレこかい」や農産物加工所,農産物直売所を視察しました。

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※ふるさと交流館「リフレこかい」を視察する総務企画委員会委員


2 株式会社田中食品興業所つくば工場の概要について(坂東市)
  坂東市幸神平のつくばハイテクパークいわい内で,昨年8月に操業を開始した株式会社田中食品興業つくば工場において,貴田取締役生産本部長をはじめ関係職員から,同社の事業概要やつくば工場の概要等について,説明を受けました。
  同社は,昭和34年に設立され,本社は大阪府堺市。製菓・製パン用フラワーペーストや製菓用カスタード,油脂製品,あん製品,ジャム製品,製菓材料,惣菜製品等の製造販売を行う業界大手の企業です。
  つくば工場は,千葉工場・埼玉工場の統合に伴い生産を移転・集約し,東日本エリアに製品を供給する量産拠点として整備したもので,工場内を3つの管理区域(清潔・準清潔・一般区域)に分け厳格な衛生管理を実施するとともに,LNG(液化天然ガス)使用による二酸化炭素排出量の削減や防虫を考慮した外壁塗装,工場のイメージを払拭するモダンなデザインの工場です。
  委員からは,本県が企業誘致を積極的に進めていることから当地に立地を決めた理由やメリット,従業員の雇用状況,地元農産物の使用などについて,質疑や意見が出されました。
  委員会では,概要説明を受けた後,同工場の稼働状況を視察しました。

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※(株)田中食品興業所つくば工場を視察する総務企画委員会委員



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