わたしたちの県議会 茨城県議会
平成13年第1回定例会


県政全般
 
質問 社会が急激に変貌する重要な時期を担う知事の責任は大変に重い。新世紀を見据え県民が安全・安心に暮らせる社会、豊かで活力ある社会の実現に向け県政を進めるべきと考えるが、県政運営の基本的考え方を伺いたい。
答弁 緊急の課題である景気・雇用対策、行財政改革に不退転の決意で取り組むとともに、結婚・出産・子育てに夢や希望の持てる環境づくり、循環型社会の構築など、県民誰もが豊かさの中でゆとりや潤いを実感できる社会を実現したい。

企画・開発

質問 県北地域振興のために、サイエンスフロンティア21構想を久慈川以北にも波及させることが重要と考えるが、策定に当たっての基本的な考え方は。
答弁 関連産業などの誘致促進に加え、既存産業の成長分野への進出やこれらを支える地域の環境づくりなど幅広い検討を行い県北地域発展に結びつけたい。 
質問 男女は互いの違いを認め尊重し合いながら性別に関係なく、社会的経済的にも同等の機会が与えられるべきである。地域の実情や特性を踏まえその実現にどのように取り組むのか。
答弁 男女が個人としての尊厳・人権が尊重され、性別による固定的な役割分担にとらわれることなく多様な生き方が選択できることなどを基本理念とする男女共同参画推進条例に基づき、その実現に取り組みたい。

生活福祉

質問 男女共同参画推進条例の周知と参画計画策定への取り組みについて伺いたい。
答弁 地域ごとに県民や事業者への説明会、県民フォーラムの開催などを予定している。また、計画策定については、男女共同参画の推進に関する施策の大綱や当面取り組むべき具体的施策について、各界各層の意見を反映させて平成13年度内に策定したい。

商工

質問 県民の雇用機会の確保と安定を図るため,転職者訓練の充実や雇用対策の充実への取り組みは。
答弁 平成13年度の離転職者の訓練定員を7400人に拡大するとともに中高年齢者を対象にIT分野の訓練科を新設する。また創業等への各種助成金制度の活用を一層促進する。

農林水産

質問 「水郷県民の森」は、自然環境の保全だけでなく、その素晴らしさを全国に発信できる活用策は。
答弁 平成17年春予定の完成を契機に、「全国植樹祭」を誘致し緑化運動のシンボルとしたい。

教育

質問 開かれた学校づくりへの取り組みは。
答弁 平成12年度からモデル事業として地域の人々などの意見を聞く学校運営協議会を設置した。協議会での意見を反映した活動の結果、学校活動の様子がよりわかるようになったとの声が寄せられている。今後はこの制度の本格的な導入を図り、一層開かれた学校づくりを進めたい。

警察

質問 警察の信頼回復には、透明性を確保し理解を高めることが重要で、情報公開を早期に実施すべきであると思うが。
答弁 保有する情報には警察業務に支障を及ぼす情報もあり適切に対応したい。情報公開は、本年10月1日から実施したい。

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