茨城県の景気動向-令和4年（2022年）5月分-（CI）

令和4年（2022年）7月28日掲載

景気動向指数（CI（コンポジット・インデックス））の概況

令和4年5月分の月次CI（平成27年=100）は、先行指数102.8、一致指数105.3、遅行指数101.3となりました。

当月の基調判断は、CI一致指数及び3か月後方移動平均値が低下しましたが、基調判断変更の基準には該当しないため、前月の基調判断「改善」を据え置いています。
当月分は、有効求人数や鉱工業生産指数が上昇しましたが、一方で、所定外労働時間指数や管内輸出入額等が低下したことから、CI一致指数が前月から1.0ポイント低下しました。

-景気動向指数（CI一致指数）は「改善」を示しています。-

当月の基調判断は、CI一致指数及び3か月後方移動平均値が低下しましたが、基調判断変更の基準には該当しないため、前月の基調判断「改善」を据え置いています。

茨城県と全国のCI一致指数のグラフ

CI採用系列の寄与度等の表

注1.各採用系列の寄与度はCIの当該月の数値における前月からの増減率に対しての寄与を表している。
注2.先行指数と遅行指数は一致指数の合成平均変化率を用いるため、各系列の寄与の他に一致指数のトレンド成分を通じた寄与がある。
注3.3か月後方移動平均＝（前々月値＋前月値＋当月値）÷3
7か月後方移動平均＝（6か月前～当月の合計値）÷7
注4.先行系列（L1、L2、L3、L5）、一致系列（C1、C2、C4、C5、C6）、遅行系列（Lg1、Lg2、Lg4、Lg5、Lg6）の各指標について、季節調整の再計算等を行ったことにより、令和4年4月以前の指数を遡及改訂している。
注5.L6景気の先行き判断DIは、茨城県景気ウォッチャー調査（県統計課）の数値を、景気ウォッチャー調査（内閣府）地域別DI（北関東）の月別の値を補助系列として補間・補外した数値を用いている。なお、「茨城県景気ウォッチャー調査（令和4年6月）」（県統計課）及び「景気ウォッチャー調査（令和4年4月調査）」（内閣府）の公表を受け、令和4年4月の数値を改訂している。