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更新日:2023年11月20日

トピックス2022年度

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 「令和4年度鹿島地帯特産指導所取組課題現地検討会」を開催しました。

6月30日(木曜日)、鹿島地帯特産指導所で標記検討会を開催し、生産者、JA担当者等、計42名(うち生産者23名)が出席しました。検討会では、花き部門と野菜部門に分かれ、鹿南地域の特産であるセンリョウ、若松、ピーマンの各試験課題について、会議室内で進捗状況を説明するとともに、試験ほ場を見学しながら質疑を行いました。

花き部門では、令和3年度主要成果(技術情報)である「プランターを用いたセンリョウの養液土耕栽培技術」について、収量性や経営試算を交え説明しました。また、継続課題である若松の均一化栽培技術に関する試験結果について説明しました。その後、センリョウのプランター栽培ほ場や若松の試験ほ場を見学し、意見交換を実施しました。生産者からは、センリョウのプランター栽培の収量の安定性や耐用年数に関する質問があり、病害虫防除の効果を期待し導入を検討したいという意見が上がりました。

野菜部門では、ICTを活用したピーマン環境制御技術として、炭酸ガス施用効果、遮光処理による日焼け果防止対策、仕立て本数と仕立て法に関する試験結果を説明しました。また、産地で問題となっている線虫被害対策として、主要品種「みおぎ」に線虫抵抗性を導入した品種候補2系統の特性及び現地適応性調査結果に基づき協議を行い、最終品種候補1系統を決定しました。その後、炭酸ガス施用ハウスや抵抗性系統の試験ほ場を見学し、意見交換を実施しました。生産者からは、ピーマンへの炭酸ガス施用による増収効果を実感する意見が多く出され、炭酸ガス施用機の導入を前向きに検討する意見が多く聞かれました。また、産地の線虫被害が深刻なことから、「線虫抵抗性導入みおぎ」の早期品種化へ強い要望が出されました。

鹿島地帯特産指導所では、これからも生産者や関係機関と連携し、産地の発展につながる試験研究を行っていきます。

 

  ンリョウプランター栽培に関する意見交換  ピーマン新系統の特性に関する説明

 写真1センリョウプランター栽培に関する意見交換  写真2ピーマン新系統の特性に関する説明

 「令和4年度鹿島地帯特産指導所主要課題現地検討会(ピーマン)(いばらき農業アカデミー)」を開催しました。

10月31日に鹿島地帯特産指導所主要課題現地検討会を開催し、当所からはピーマンの環境制御技術に関わる試験の研究成果の説明を、環境制御機器メーカーの株式会社誠和。からは炭酸ガス施用に関わる成功事例等の紹介を行い、試験ハウスの見学と意見交換を行いました。

初めにICTを活用したピーマン環境制御技術として、炭酸ガス施用の効果とコスト、仕立て方法・栽植密度の違いによる月別収量の特徴、日焼け果発生要因と対策に関する試験結果を説明しました。次に株式会社誠和。から、炭酸ガス施用のポイントと成功事例をご紹介いただきました。また、線虫被害対策に関して、線虫抵抗性新系統・品種の特性、深耕ロータリーを用いた還元型太陽熱消毒法に関する現地試験結果について情報提供を行いました。最後に、炭酸ガス施用と仕立て方法・栽植密度に関する試験を実施しているハウスを見学し、意見交換を行いました。

講師の説明を熱心に聞く受講者の姿から、今後のピーマン経営に活かそうとする強い関心が伺えました。

受講者の声

ハウスの換気の時間帯が多くなる4~6月の炭酸ガスの濃度設定について参考になった。

2本垣根仕立ての有効性を感じ、次作で取り組みたい。

 

  当所試験結果の紹介  炭酸ガス・仕立て法試験ハウス見学

 写真1当所試験結果の紹介  写真2炭酸ガス・仕立て法試験ハウス見学

 

「令和4年度鹿島地帯特産指導所主要課題現地検討会(若松)」を開催しました。

1月18日(水曜日)、鹿島地帯特産指導所で標記検討会を開催し、生産者、JA担当者等、計21名(うち生産者12名)が出席しました。検討会では、当所で取組んできた若松の試験課題に係る成果について、会議室内で説明するとともに、試験ほ場を見学しながら質疑を行いました。

正月飾り用若松の出荷調整作業には多数の労働者が必要ですが、近年労働者の確保が難しく、出荷作業の省力化につながる栽培技術が求められています。そこで、当所では若松の均一化栽培技術の開発を目的として取り組んできました。当日は、「若松の生育不良の原因となる土壌物理性の簡易診断技術」「物理性改善と苗を植え分けによる樹高の改善効果」「追肥による葉色の改善効果」「ドローン空撮画像を活用した樹高の推定技術」の4つの成果の特徴について説明しました。その後、若松の物理性改善と苗の植え分け試験ほ場を見学し、意見交換を実施しました。生産者からは、「物理性改善による樹高以外の切り枝品質(葉色・葉長)の改善効果」、「追肥の剤型を変えた場合の葉色改善効果」について質問がありました。また、参加した生産者の半数以上が、土壌物理性の簡易診断技術や追肥技術の導入について、前向きな意向を示しました。

鹿島地帯特産指導所では、これからも生産者や関係機関と連携し、若松生産者の経営向上につながる栽培技術の開発を行っていきます。

  若松の均一化栽培に係る成果の紹介  若松栽培試験ほ場の見学・意見交換

  写真1若松の均一化栽培に係る成果の紹介  写真2若松栽培試験ほ場の見学・意見交換

このページに関するお問い合わせ

農林水産部農業総合センター鹿島地帯特産指導所 

〒314-0133 茨城県神栖市息栖2815

電話番号:0299-92-3637

FAX番号:0299-93-1340

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