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ページ番号:72231
更新日:2025年6月5日
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令和7年6月4日にJA稲敷中部地区の水稲作見会が開催され、生産者12名が参加しました。作見会では「あきたこまち」、「コシヒカリ」、「ミルキークイーン」の生育状況を確認し、普及センターから中干し開始時期について説明を行いました。併せて、熱中症対策についても呼びかけを行いました。生産者からは、中干し開始時期における昨年度との生育状況の違いについて質問がありました。
今後、各地域で作見会を開催する予定です。普及センターでは引き続き関係機関と連携して高品質米の安定生産を支援していきます。
稲敷地域農業改良普及センター
JA稲敷西部地区担い手農業経営研究会(以下、研究会)は、令和7年5月19日に試験圃場でドローンを活用した湛水直播の実演会を開催し、生産者や関係者約60名が参加しました。
研究会では、今年度はドローンや栽培管理支援システムを活用したスマート農業による省力化技術を検討するほか、農閑期の資材散布による作業分散効果や土壌改良資材と窒素単肥資材との組合せ試験など、さまざまな取り組みを実施しています。
特に、ドローンによる湛水直播では、種子コーティング資材の比較等を行い、今後生産者が技術を選択する際の一助となるよう活用していきます。
なお、当日は強風のためデモ飛行のみとなりましたが、5月21日に改めて湛水直播を実施しました。
普及センターでは今後も研究会や関係機関と連携しながら生育調査やコスト試算等を実施し、生産者の所得向上につなげるための支援をしていきます。
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JA稲敷なす部会では、収穫時期が9月から翌年6月までの促成栽培に取り組んでいます。
5月16日、収穫終盤の出荷に向け目揃会を開催し、部会員9名、JA稲敷1名、普及センター3名が参加しました。
当日は、部会員が選別基準の再確認を行い、その後、袋詰めをする際の注意点を共有しました。部会では、月に1回程度目揃会を開き、品質基準についての意思統一を図っています。部会の出荷は6月中旬まで続くため、6月上旬にも目揃会を行う予定です。
今後も普及センターでは、なす部会と連携してナスの高品質安定生産と新規就農者の技術向上に向けて支援していきます。
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5月14日、阿見町の農事組合法人「大地のめぐみ」の直売所出荷者を対象に農薬適正使用啓発のための講習会を行いました。同法人では2年ぶりの講習会開催であり、11名の生産者が参加しました。
当日は普及センターから、(1) 農薬の基礎知識、(2) 農薬残留基準超過の原因と対策 などについて説明を行い、不適正な農薬使用で農作物への残留超過が発生した場合、直売所全体の信用問題に関わり、それを回復するには大変な老職を要すること、自分を守るためにも防除履歴を記録することが大切であることを伝えました。
また、農林水産省HPの「農薬登録情報提供システム」を使った登録情報検索のデモンストレーションを行い、農薬散布の前には登録情報を確認することを伝えました。
説明終了後、「使用期限の過ぎた農薬の処分方法はどうしたらよいか」、「展着剤はどのように選べばよいか」等の質問が出され、農薬の効果的かつ適正な使用について、参加者の理解を深めることができました。
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4月14日、JA水郷つくば大根生産部会は、牛久市の大根洗浄選別施設にて春ダイコンの目揃会を開催しました。
当日は、部会員約20名、牛久市、JA、指定市場等、関係者約30名が参加し、出荷に当たっての選別基準の目揃えを行いました。
同部会は、洗浄選別施設の整備に加え、新規就農者の受入支援により生産を拡大しています。市場からは「うしく河童大根」として品質と鮮度が高く評価されており、ダイコンとしては唯一、茨城県青果物銘柄産地の指定を受けています。
今年の春ダイコンは、2月の干ばつや3月の低温から肥大がやや遅れていましたが、気温が安定してきた現在は肥大も進んできました。これから6月上旬にかけて品質の高いダイコンが首都圏等に出荷されます。
今後も普及センターでは、関係機関と連携してダイコンの高品質安定生産と担い手の育成を支援していきます。
稲敷地域農業改良普及センター
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