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ホーム > しごと・産業 > 農林水産業 > 森林・林業 > 茨城県林業技術センター > 沿革・組織・業務の概要 > もりもくフェアについて
ページ番号:38386
更新日:2025年12月18日
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林業技術センターでは11月に一般公開行事として「もりもくフェア」を開催します。
林業技術センターでは、11月13日(木)の県民の日に「もりもくフェア」を開催いたしました。
この催しは、当センターを一般公開し、県民の皆様に研究成果等について紹介することにより、森林・林業への関心や理解を高めていただくため、毎年開催しているもので、今年も家族連れを中心に多くの方々に参加いただきました。
当日は、研究・普及成果の紹介に加え、施設見学、木工工作体験、きのこ汁の試食を行いました。
研究・普及成果の紹介では、これまで取り組んできた研究の内容や成果等についてパネル展示を行ったほか、花粉症対策に資するために開発された花粉の少ない苗木やスギ・ヒノキの雄花、雌花、花粉の実物、松の木を枯らす原因となる線虫を運ぶマツノマダラカミキリなどの森林病害虫の標本、さらには、当センターが人工栽培技術を開発した夏季に発生する食用きのこであるニオウシメジの標本などを展示し、スギの雄花や線虫は顕微鏡で観察できるようにしました。
また、特殊なゴーグルをつけコンピュータ上に作られたバーチャル・リアリティ(仮想現実)の世界でチェーンソーを使った伐木を疑似体験するVR体験コーナーも設けました。
施設見学では、スギなどの種子を生産する採種園や試験栽培で発生させたきのこを実際に見ていただき、それぞれの役割や仕組み等について説明をさせていただきました。
木工工作の体験コーナーでは、ヒノキの間伐材を使った箸や、松ぼっくりリース、どんぐりアクセサリーなどの制作を、試食コーナーでは、県内産のタモギタケやアワビタケ等に加え、センターで栽培したマイタケ、ニオウシメジを使ったきのこ汁を試食していただきました。
参加者の皆様からいただいたアンケートでは、実際に見て触れることができる展示が特に好評で、「森林を育てることの大切さが分かった」、「森林や林業について色々学ぶことができて良かった」などの感想もいただきました。
当センターとしましては、今後も、森林・林業の発展に向け研究等を進めるとともに、多くの県民の皆様に森林・林業への関心や理解を高めていただくため、今回、頂戴した意見等を踏まえ、来年以降、より良い「もりもくフェア」を開催していきたいと考えております。
〇研究成果の紹介

〇VR体験コーナー

〇施設見学

〇木工工作体験

〇きのこ汁の試食
