ここから本文です。

更新日:2020年1月1日

県広報紙「ひばり」1月号「特集3」

新しい人財育成へのチャレンジ
育もう!高校生の起業家精神

『茨城県総合計画〜「新しい茨城」への挑戦〜』では、「新しい人財育成」をチャレンジの一つに掲げ、高い創造意欲と、リスクに対し積極的に挑戦しようとする起業家精神(アントレプレナーシップ)を持つ人材の育成に取り組んでいます。

今回は、この起業家精神を育むことを目的とした「IBARAKIドリーム・パス事業」に参加している高校生たちが、どのように自分たちの「夢」を実現していくのか、その道のりをご紹介します。

 

IBARAKIドリーム・パス事業

これからの茨城をリードする高校生が、地域課題を発見し、解決していくプロセスを通して、夢や希望を持つ心を育み、自ら問題解決に向け行動できる力を養成する。

 

ステップ1:対話型ワークショップで課題発見

指導者養成講座を受講し、高校生の考えや思いを引き出すスキルを身に付けた大学生などが、県内7校に出向き、高校生274人と対話しました。

高校生たちは、大学生などとの対話を通し、地域の課題を見つけ、実現させたい「夢」を語り、解決方法を探りました。

 

スケジュールや予算、人員、連携先など調査・計画することがたくさんあり大変でしたが、夢を実現させたいので頑張りました。

 

常盤歩未ときわあゆみさん
(土浦日本大学中等教育学校6年生)

 

 

ステップ2:企画書づくり

意欲がある高校生と大学生などが一堂に会してチームを編成し(25チーム/77人)、企画書づくりに臨みました。

高校生たちは、積極的に他校生と意見交換したり、新たな解決手段を発見したり、刺激を受けながら実行に向けたプランを作成しました。

 

悩んだり、つまずいたりしたときは、大学生たちに相談し、解決策を見いだし、軌道修正しながら再スタートしました。

 

豊島真心とよしままこさん
(県立伊奈高等学校2年生)

 

 

ステップ3:実践活動

厳正な審査の結果、選出された15チームは、活動資金を元に実践活動にチャレンジ。

高校生たちは大学生などと共に、企業やNPO、行政機関との交渉や協力を依頼するなど、実現に向けた活動に取り組みました。

 

高校生が自分の考えを引き出し、まとめていけるように、答えを示すのではなく“話す”中で“気が付く”ように導きました。

 

市川由佳いちかわゆかさん
(茨城キリスト教大学3年生)

 

 

 

インタビュー

生田裕規氏

全国高校生マイプロジェクト全国事務局(認定NPO法人カタリバ内)事務局長
「IBARAKIドリーム・パス事業」コーディネーター


未だかつてないほど変化が激しく、予測困難な時代を生き抜く現代の10代は、創りたい未来への原動力となる意欲と創造性を身に付けることが重要です。そのために必要な学びは、小さくても実際に行動を起こす「アクション」と、問いに対する「主体性」を大事にし、正解のない問題に粘り強く向き合い、探究する経験から生まれてくると信じています。

「IBARAKIドリーム・パス事業」では、さまざまな人が高校生の主体的なアクションに伴走し、学びを深めていく役割を果たしています。特に〝少し年上の先輩〞である大学生などが数多く参加し、支えていることがポイントです。親や先生、同級生というタテやヨコの関係ではないこのナナメの関係は、高校生の本音を引き出し、本当に取り組みたいテーマが見つかるきっかけにつながります。

高校生には、プロジェクトを実践する中で生まれる「想定外」と「板挟み」の連続を楽しんでもらいたいです。プロジェクトは、決して思い通りにはいきません。だから面白いし、たくさんの気づき、学びが生まれます。その一つ一つを大事にし、自らの夢・希望の実現に向けて、今回培った力を生かしてもらいたいと思います。

 

ステップ4:IBARAKIドリーム★パスAWARD

これまでの成果を、15チームが発表します。当日は、自治体や企業、NPO団体などとのマッチングも図ります。高校生たちの素晴らしいアイディアと情熱あふれるプレゼンテーションを、ぜひ会場でお聞きください。

日時▶1月19日(日曜日)9時30分~17時
会場▶駿優教育会館音楽ホール(水戸市三の丸1-1-42)

どなたでも観覧できます。参加無料・事前申込不要

各チームのテーマ紹介

並木中等教育学校

Unityを用いたスマートフォンゲーム制作~Unityインターハイから起業まで~

スマートフォン用の「低遅延のオンラインゲーム」と「対戦型パズルゲーム」を開発する。
※ゲーム開発のためのソフトウェア

 

あなたとしゃべりたいα

声を発することができない人と「簡単に」「誰とでも」会話ができるコミュニケーションアプリを開発する。

 

自律型走行ロボットの開発~人手不足解消へ~

輸送業界の人手不足解消と買い物などの荷物運搬を便利にすることを目指し、自律型の走行ロボットを開発する。

 

機械学習を用いたモーショントレースシステムの開発

モーショントレースの自動化を目指し、簡単にモーションキャプチャができるシステムを開発する。
※人物などの動作を、動画(映像)からデータ化すること

 

仕事を楽に!~工場の無人化プロジェクト~

重労働を減らすために、工場の無人化を目指し、ライントレース※を活用したアプリを開発する。
※床面に描いたコースに沿って走行するロボット

 

県立石岡第二高等学校

だれが「誰」を好きでもいいじゃない!!

性的マイノリティへの差別や偏見をなくし、誰もが住みやすい社会を目指し、性的マイノリティの理解に向けたシンポジウムを開催する。

 

理想を現実に!勉強スペース&カフェ

空き店舗に、カフェや勉強スペース、ミニ図書館を開設し、「多世代交流の場」「地域のにぎわいの場」を作る。

 

県立石岡商業高等学校

フューチャーセンターによる石岡活性化

石岡市の観光客増加や活性化を目指し、学校で開発した商品の空き店舗での販売や、体験型イベントを開催する。

 

土浦日本大学中等教育学校

いきいき夢学校!~廃校を利用した高齢者向けの学校~

一人暮らしや家に閉じこもりがちな高齢者の地域交流の場となる「学(楽)校」の開校を目指し、廃校を利活用する。

 

笠間市リーダースクラブ

「M」Fes

若者の力で茨城を元気にするために、各地区の高校生会とともに、若者による音楽フェスを開催する。

 

お年寄りを元気にしよう!!~お年寄りをひとりにさせない~

高齢者が孤立化する現代において、お年寄りを元気にするために、多世代で交流ができる場を作り、イベントを開催する。

 

岩瀬日本大学高等学校

ちゃりんりん

「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の魅力アップを図り、本県の魅力アップ・観光客誘致を目指す。

 

県立波崎柳川高等学校

神栖市の知名度UP!神栖弁当

市民や観光客へ神栖市の魅力をアピールするために、神栖市の特産物を活用した弁当メニューを開発する。

 

県立伊奈高等学校

“暗い夜道を安全に歩ける”商品開発

交通事故の減少に向け、暗い夜道でも安全に歩くことができる商品を開発する。

 

すまいる・スペース~We can make a smile~

街の活性化や少子化対策のために、託児環境を備えた、地域の人が気軽に集まれる場所を作り、イベントなどを開催する。

 

 

 

この記事に関するお問い合わせ

県生涯学習課
☎029(301)5318

 

 

戻る

次へ

このページに関するお問い合わせ

営業戦略部営業企画課広報

茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2128

FAX番号:029-301-3668

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?