県広報紙「ひばり」6月号【特集2】

新型コロナワクチンの接種が始まりました

ワクチン接種にはどんな効果があるの？

新型コロナワクチンには、発症（発熱やせきなど）を防ぐ高い効果が認められ、接種を受けていただくことで、感染症に対する免疫をつけ、重症化や死亡のリスクを減らすことができるとされています。

ワクチン接種の優先順位は？

1医療従事者
265歳以上の高齢者（昭和32年4月1日以前に生まれた方）
↑県では、クラスター対策のため、高齢者施設などの入所者・従事者の方の優先接種を推奨しています
3基礎疾患を有する方
4上記1～3以外の方

接種までの流れ

現在1医療従事者、265歳以上の高齢者への接種を進めています

接種対象

16歳以上の方
※本人の同意が得られた場合にのみ接種します。
※妊娠されている方や持病をお持ちの方も接種を受けることができます。受診時に主治医やかかりつけ医にご相談ください。

接種料金

無料
※行政機関などが、ワクチン接種のために金銭や個人情報を電話・メールで求めることはありません。

1.接種券が届く

接種可能な時期に近付くとお住まいの市町村から接種券が届きます。（医療従事者などは勤務先から）

2.予約する

市町村ごとに予約方法や時期は異なります。接種券に同封されている案内やお住まいの市町村の広報などをご確認ください。

3.ワクチン接種

予約した接種場所で接種を受けます。

＜当日の持ち物＞
1接種券
2本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカードなど）
※市町村から予診票が届いている場合は、事前に記入してお持ちください。
※お薬手帳などをお持ちいただくと予診がスムーズです。

4.ワクチンは2回の接種が必要です

（ファイザー社のワクチンでは、通常、1回目の接種から3週間後に2回目の接種を受けます）

接種時期や予約方法などはお住まいの市町村からの案内をご確認ください。
※ワクチンの供給量に応じて、順次予約を受け付けています。接種を希望する方は確実に接種が受けられますので、慌てずに予約をしてください。

新型コロナワクチンの副反応について

ワクチン接種後に、注射した部分の痛み、発熱、頭痛などの副反応が生じる可能性があります。こうした症状のほとんどは、数日以内に回復します。まれに起こる副反応としてはアナフィラキシー（急性
のアレルギー反応）があります。
ワクチン接種後、一定時間（15分～30分）経過を見て、万が一アナフィラキシーが起きても医療従事者が必要な対応を行います。

動画も公開しています

県ホームページから、茨城県医療統括監安田貢医師がワクチンの効果や副反応について説明した研修会の動画を見ることができます。

「茨城県コロナワクチン」で検索

「感染拡大市町村」を指定しています

• 不要不急の外出自粛※特に感染拡大市町村と、その他の地域との往来は最低限に（夜8時以降は徹底）
• 営業時間短縮の要請
  【対象業種】感染拡大市町村の飲食店
  【要請内容】午後8時から午前5時までの間の営業自粛（酒類の提供は午後7時まで）
• 会食は、同居家族以外ではいつも近くにいる4人まで
• テレワークや時差出勤を活用し、出勤者数の削減
• イベントなど催物の開催制限（上限5千人かつ収容率50％以下とすること）

最新情報は県ホームページでご確認ください。※本紙面は5月20日現在の情報をもとに作成しております。

適切な感染症対策を！

新型コロナワクチンの接種が段階的に始まりましたが、接種しても感染する可能性がなくなるわけではありません。自分や大切な家族・友人を守るため、基本的な対策を徹底しましょう。

会食時の感染症対策のポイント

飲食の有無、昼夜・場所にかかわらず、食事の際の会話は感染が生じやすいため、特に注意が必要です。

• 「いばらきアマビエちゃん」登録店舗を利用
• 食事が始まる前に全員が利用登録
• あらかじめ時間を設定して短時間、少人数で
• 大声、回し飲み、箸の共用は避ける
• 会話するときはマスク着用

いばらきアマビエちゃん登録店舗の皆さまへ

定期的な換気や手指消毒など、感染拡大防止ガイドラインの順守をお願いします。
◆お客さま全員が「いばらきアマビエちゃん」の登録を済ませているか必ず確認してください。
(あるいは連絡先を記録)
◆アクリル板などのパーテーションを設置してください。
（あるいは人との間隔を1m以上空けられるようにするなどの対応をお願いします。）

新型コロナワクチンに関する相談窓口