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更新日:2025年6月29日

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県広報紙「ひばり」

県広報紙「ひばり」7月号【特集1】

茨城県が舞台の作品完成!
ロケ地巡りにいってみよう!

京からアクセスがよく、豊かな自然風景や歴史的建造物など、さまざまなロケーションでの撮影ができる茨城県。毎年、多くの作品が撮影され、「ロケの聖地」として知られています。
んな茨城県が舞台として描かれている小説「この夏の星を見る」が映画化され、県内各地でロケが行われました。
城の新たなご当地ムービーをぜひ劇場でご覧いただき、ロケ地巡りをしてみてはいかがですか。

この夏の星を見るロゴ
7月4日(金曜日)全国公開

茨城県ロケ地MAP

1,県立土浦第三高等学校(土浦市大岩田1599)※校内の見学はできません

県立土浦第三高等学校

小高い丘の上にあり、霞ヶ浦を一望できます。正門へ続く坂道には美しい桜並木があり、地域の人たちにも愛されています。
登場シーン/亜紗(主人公)たちが通う「砂浦三高」のモデルとなった学校。天文部員たちの学校生活や屋上でのオンラインスターキャッチコンテストなど物語の中心となる場面の多くが撮影されました。

2.甘党の店亜味(稲敷郡阿見町阿見607-1)

甘党の店亜味

土浦三高近くにあり、大判焼きやたこ焼きを提供しています。注文を受けてから焼き上げる大判焼きは絶品!
登場シーン/晴菜(亜紗の先輩)が大判焼きを買うシーンや亜紗たちがお店の前で談笑するシーンが撮影されました。

3.朝日峠展望公園(土浦市小野1291-14)

2025「この夏の星を見る」製作委員会
ⓒ2025「この夏の星を見る」製作委員会

展望台からは、霞ヶ浦や関東平野を一望できます。快晴時には富士山や都心のビル群も。スカイスポーツが盛んで、パラグライダー体験も楽しめます。
登場シーン/物語序盤、亜紗たちがスターキャッチコンテストの開始合図を待つシーンが撮影されました。

4.関東鉄道常総線車内(水海道駅~下妻駅)

ⓒ2025「この夏の星を見る」製作委員会
ⓒ2025「この夏の星を見る」製作委員会

取手駅(取手市)から下館駅(筑西市)までを結ぶ、関東鉄道の鉄道路線。車窓からは田園風景や筑波山を望むことができます。ディーゼルエンジンで走る気動車も魅力の一つです。
登場シーン/初めてのオンラインスターキャッチコンテストの後、様子がおかしかった凛久(天文部員の仲間)が電車内で亜紗たちに想いを伝えるシーンが撮影されました。

5.プラトーさとみ(常陸太田市里川町863-35)

プラトーさとみ

標高780メートルにある高原の宿泊施設。夜になると頭上には満天の星が広がり、何も遮るものがない大空からは宇宙の壮大さを感じることができます。季節ごとに大型望遠鏡を使った天体観望会などのイベントも開催しています。
登場シーン/物語のクライマックス。亜紗たちがISS(国際宇宙ステーション)をキャッチするシーンが撮影されました。

映画「この夏の星を見る」公開記念展in
ーこの夏、映画の舞台へー7月31日(木曜日)まで

映画の公開を記念し、物語の舞台である土浦市で、ロケ地のパネル展や小道具の展示などを行います。
会場▶イオンモール土浦3階来屋書店前(土浦市上高津367)
いばらきフィルムコミッション・土浦フィルムコミッション共催

望遠鏡

 

スペシャルインタビュー
映画監督「山元(やまもと)環(かん)」×主演「桜田(さくらだ)ひより」

映画「この夏の星を見る」監督の山元環さんと、主人公の亜紗を演じる桜田ひよりさんに、作品に込めた思いや茨城でのロケについてお話をお伺いしました。

茨城の印象は

山元作が決まるまで、茨城とはあまり接点はありませんでしたが、ロケハンで訪れた際、田園風景がどこまでも広がり、とにかく空が広い場所だなと感じました。日本らしい風景がつまったすごく素敵な場所だなと思いました。

桜田れまでも茨城での撮影はありましたが、ここまで長期間のロケは初めてでした。監督と同じく、きれいな景色が心に残っています。

印象深かったロケ地・シーンは

桜田浦第三高等学校でのロケが印象に残っています。作品のモデルになった学校で撮影することは滅多になく、生徒の皆さんが普段使用しているものが作品にも生かされています。撮影中はお昼もみんなで一緒に食べたり、まるで本当に学校生活を送っているような感覚でした。また、朝日峠展望公園で、実際に夜空を通過するISS(国際宇宙ステーション)を見て感動しました。

山元ライマックスで亜紗たちがISSのキャッチに挑むシーンは、プラトーさとみで撮影しました。すごく形のいい丘になっていて、太陽が沈んでいくシルエットがとてもきれいに見えました。そんな特別な場所に行くことが亜紗にとって、天文部の仲間である凛久への(別れの)プレゼントとしてふさわしいと思いロケ地に選びました。二人は手に取ることができない「星空」を通じて出会ったので、形のある「物」ではなく、「時間」・「場所」・「経験」といった形のないものこそが、亜紗からの贈り物になると考えました。

皆さんへメッセージ

山元作は、見えないものを見ようとした子たちの物語です。望遠鏡は星など肉眼では見えないものを可視化する装置です。コロナ禍で先の見えない中、登場人物たちは望遠鏡を使って自分の内面ものぞき、自分自身を見つめ直し、未来のために歩みを進めていく物語になっています。皆さんが、共感できる〝推しキャラ〞もきっと登場すると思うので、その点も含め、さまざまな楽しみ方をしていただけたら嬉しいです。

桜田ひ茨城の皆さんに鑑賞していただきたいです。高校生だけでなく大人の目線からも描かれており、幅広い世代に届けたいです。たった一つのアイデアや行動で、輝く未来をつくれることを証明できた作品です。登場人物が描き出す素敵な体験を、ぜひ感じてください。

<プロフィール>

  • 山元環
    1993年生まれ。2019年のショートフィルム「ワンナイトのあとに」や配信ドラマ「今日も浮つく、あなたは燃える」で話題を集め、本作が長編商業映画初監督となる。
  • 桜田ひより
    2002年生まれ。ヒロインとして出演した映画「交換ウソ日記」(23)をはじめ、「バジーノイズ」(24)や「大きな玉ねぎの下で」(25)などの映画で主演を務めたほか、数多くのテレビドラマにも出演。

映画「この夏の星を見る」あらすじ

この夏の星をみるポスター

2020年、コロナ禍で青春期を奪われた高校生たち。茨城の亜紗(あさ)は、失われた夏を取り戻すため、〈スターキャッチコンテスト〉開催を決意する。東京では孤独な中学生・真宙(まひろ)が、同級生の天音(あまね)に巻き込まれその大会に関わることに。長崎・五島では実家の観光業に苦悩する円華(まどか)が、新たな出会いを通じて空を見上げる。手作り望遠鏡で星を探す全国の学生たちが、オンライン上で画面越しに繋がり、夜空に交差した彼らの思いは、奇跡の光景をキャッチする―。
出演
桜田ひより/水沢林太郎/黒川想矢/中野有紗/早瀬憩/星乃あんな/和田庵/萩原護/秋谷郁甫/増井湖々/安達木乃/蒼井旬/松井彩葉/中原果南/工藤遥/小林涼子/上川周作/河村花/朝倉あき/清水ミチコ/ビスケッティ佐竹/堀田茜/近藤芳正/岡部たかし
原作村深月「この夏の星を見る」(角川文庫/KADOKAWA刊)
監督元環
脚本野マッシュ
音楽haruka nakamura
主題歌灯星」haruka nakamura+suis fromヨルシカ(Polydor Records)
FLARE CREATORS企画一弾作品

「この夏の星を見る」note(外部サイトへリンク)

7月4日(金曜日)全国公開
【県内の公開劇場】
ユナイテッド・シネマ水戸/TOHOシネマズ水戸内原/シネマサンシャイン土浦/イオンシネマ下妻/MOVIXつくば/TOHOシネマズひたちなか/イオンシネマ守谷/USシネマパルナ稲敷

この記事に関するお問い合わせ

県観光誘客課
☎029(301)3632

いばらきフィルムコミッション(外部サイトへリンク)
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