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更新日:2023年6月7日
~海辺のアメニティ空間を創出する川尻港~
川尻港は、日立市の北部に位置し、この地域内で消費される水産品の取扱港として、重要な役割を果たしている。
本港は、不動岬の突端から南は筈磯(はずいそ)に至る湾入した天然の良港であることから、江戸時代には産米の積出港として、また、明治末期から大正中期にかけては、カツオの一本釣り漁船の船着場として多く使われていた。
昭和33年には、地方港湾の指定を受け、防波堤やけい留施設の整備を図り、昭和55年に港湾としてほぼ概成した。平成元年度には、従来からの産業機能に加えて住民への利便性快適性をふまえ、さらに豊富な海洋資源を生かしたレクリエーション機能を導入し、地域全体の活性化を図ることを目的とした整備基本構想が策定された。これを受け、海辺とのふれあいと美しい景観に配慮した親水護岸を目指し、潤いのある街づくりの核として良好な海岸空間の創出を図り、平成4年に整備を開始した。
整備概要は、離岸堤・階段式護岸・防波護岸・飛沫防止であり、平成20年度に完了している。
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