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更新日:2015年3月1日

原子力発電所について

公開日 2011年3月14日

福島の原子力発電所での爆発関係

  • Q1 福島の原子力発電所で爆発があったが、東海第二は大丈夫ですか
  • Q2 福島の原子力発電所で爆発があったが、県民の健康に放射線の影響はないのか。
  • Q3 福島の原子力発電所で爆発があったが、なぜ爆発したのか。
  • Q4 福島の原子力発電所で爆発があったが、今はどうなっているのですか。
  • Q5 福島の原子力発電所で爆発があったが、それ以外の発電所も緊急事態宣言が出ていますが、同じように爆発するのですか。
  • Q6 福島県では、どのくらいの人が避難していますか。
  • Q7 福島県では、どのくらいの人が被ばくしているのですか。健康に影響はないのですか。

Q1 福島の原子力発電所で爆発があったが、東海第二は大丈夫ですか

  • 東海第二発電所は、地震発生時に自動停止しています。(3月11日 14時48分)
  • 地震により外部電源(商用電源)が喪失したが、非常用発電機を起動し電源を供給しており、原子炉の冷却を行っていますので、福島のような爆発が起こることはありません。

※原子力発電所は、ウランを燃料としており、絶えず水で冷却しています。
この水が不足し、ウラン燃料が水から露出すると燃料が溶融し、大事故となる恐れがあります。
※福島の原子力発電所では、外部電源(商用電源)が喪失し、かつ、非常用発電機も動かず、電力の供給ができない等のため、原子炉の冷却ができていない状況です。

Q2 福島の原子力発電所で爆発があったが、県民の健康に影響はないのか。

福島の原子力発電所で爆発後(3月12日 15時36分)、茨城県内の放射線量に異常がないことを確認しています。
※3月13日9時30分に北茨城市役所に可搬型の放射線測定装置を設置し、24時間連続測定をしています。
また、東海地区の4事業所の固定放射線測定局についても異常がないことを確認しています。
なお、福島の原子力発電所から県境の北茨城市までは、約80キロメートル離れています。

Q3 福島の原子力発電所で爆発があったが、なぜ爆発したのか。

  • 原子炉内の水蒸気と露出した燃料(被覆管材料のジルカロイ)が反応して発生した水素が、何らかの理由で格納容器外に漏れ、酸素と反応し爆発に至ったと考えられています。
  • なお、原子炉を収めている格納容器は破損されていないことが確認されています。

原子力発電所の五重の防壁
原子力発電所の五重の防壁

Q4 福島の原子力発電所で爆発があったが、今はどうなっているのですか。再爆発しないのですか。

  • 総理大臣の指示により、原子炉内に海水が注入され、満杯になっています。(3月13日 3時頃)
  • ウラン燃料は海水で満たされていますので、国は、現在のところ、再爆発が起こることは考えられないとしています

Q5 福島の原子力発電所で爆発があったが、それ以外の発電所も緊急事態宣言が出ているが、同じように爆発するのですか。

  • 爆発があったのは、福島第1原子力発電所の1号機であり、他に内閣総理大臣が緊急事態宣言が出されているのは、同2号機、3号機 及び福島第2原子力発電所の1、2、4号機の5原子力発電所です。
  • 現在、国や事業者(東京電力)においては、1号機のような爆発が起きないよう、鋭意、対応を行っていると聞いております。

現在、国に事実関係を照会しておりますので、新たな情報が入り次第、お知らせいた

  1号機 2号機 3号機 4号機 5号機 6号機
福島第一発電所 46万 78.4万 78.4万 定期 定期 定期
kW kW kW 検査中 検査中 検査中
福島第二発電所 110万 110万 110万 110万    
kW kW kW kW

Q6 福島県では、どのくらいの人が避難していますか。

  • 福島第1原子力発電所
    半径20キロメートル圏内の住民は避難:約17万7千人
  • 福島第2原子力発電所
    半径10キロメートル圏内の住民は避難 : 約3万2千人

Q7 福島県では、どのくらいの人が被ばくしているのですか。健康に影響はないのですか。

報道によれば、双葉町の双葉厚生病院に入院していた患者、職員の3名が被ばくしているため、同病院の患者・職員90名の方が被ばくしているかどうか検査するほか、双葉町の老人ホーム入居者100名も検査するとのこと。
現在、国に事実関係を照会しておりますので、新たな情報が入り次第、お知らせいたします。

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