ホーム > 茨城県の各部局の業務案内 > 防災・危機管理部 > 本庁 > 防災・危機管理課 > 東日本大震災関連情報 > 東日本大震災関連情報 2011年 > 東日本大震災関連情報 2011年3月 > 福島第一原子力発電所事故に伴う県内農産物への影響について
ここから本文です。
更新日:2015年3月1日
公開日 2011年3月19日
福島第一原子力発電所事故に伴い県内農産物の安全確認を行うため、18日にサンプルをとって分析を行ったところ、本日、19日に結果が出ましたので、ご報告いたします。
その中で,ホウレンソウ(露地もの)については、放射性ヨウ素が厚生労働省の暫定規制値2千ベクレル(ベクレル)/キログラムを超える値が検出されました。
2千ベクレル(ベクレル)/キログラムという規制値は、この値のホウレンソウを毎日15g食べ続けたとしても、直ちに健康に影響が出るレベルにはならないよう,十分余裕をもって設定された基準です。
例えば、今回の調査結果で、最大1万5千ベクレル(ベクレル)/キログラムのホウレンソウがありましたが,これは仮に1年間、日本人の年平均摂取量で摂取し続けた場合でもCTスキャンによる被ばく線量の約1/5程度であり、健康に影響があるものではございません。
また、この時期の茨城県のホウレンソウはハウス栽培が主体であり、露地ものはあまり出回っていない状況にあります。
しかしながら、念のため、この結果を受け、市町村及び農業協同組合に対し、安全が確認されるまでホウレンソウの出荷・販売の自粛をお願いしたところです。
なお、ネギについても同じ地点で調査しておりますが、規制値を上回るものはありませんでした。
今後、ホウレンソウ以外の野菜についても調査地点を増やして調査を行い、市場には安全が確認されたものしか出荷されないようにしてまいりますので、ご安心ください。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください