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更新日:2020年2月26日

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茨城県警察における「フィリピン警察行政研修」の実施について

茨城県警察は、警察庁が独立行政法人国際協力機構(JICA:ジャイカ)との協力の下に実施している「フィリピン国家警察犯罪対策能力向上プログラム」に関連して、フィリピン国家警察幹部を受け入れ、警察活動に関する視察等の「フィリピン警察行政研修」を実施しました。

研修詳細

研修期間

平成24年1月25日(水曜日)、26日(木曜日)の2日間

研修内容

警察施設の視察

警察本部、警察学校、高萩警察署、高萩警察署上手綱駐在所を視察し、本県警察の活動状況や、日本警察の特徴的な駐在所の活動について理解を深める研修を行いました。

画像:高萩警察署でパトカーを視察している様子 画像:警察学校で本県警察の活動状況の説明を受けている様子

被災地視察

東日本大震災による津波で甚大な被害を受けた高萩警察署磯原地区交番(当時)と大津漁港を視察し、研修員からは亡くなった住民への哀悼の意が表されました。また、当時の警察活動や復旧状況などの説明を行いました。

磯原地区交番で東日本大震災時の状況の説明を受けている様子 大津漁港で東日本大震災時の状況の説明を受けている様子

研修員

フィリピン国家警察幹部4名

研修結果

研修を終えたフィリピン国家警察幹部からは、

  • フィリピンでの捜査部門と鑑識部門が一体となって事件解決を目指す体制の確立に向けて、日本のシステムを学ぶ今回の研修は、大変有意義であった。
  • 東日本大震災では、地域住民の信頼を得ていた警察の活動によって、多くの命が救われたのだと思う。フィリピンでも、地域住民の信頼を得て活動する駐在所のような施設の導入を検討することとしたい。

などの感想が寄せられました。

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