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ページ番号:72454
更新日:2025年6月4日
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県南農林事務所経営・普及部門(土浦地域農業改良普及センター)の令和7年度に行った現地活動の情報です。もくじの各項目からそれぞれの記事に移動することができます。活動に応じて随時更新していきます。
JAやさと梅部会では、5月27日に青ウメの出荷目揃え会が開催され、部会員と選果員の合計12名が出席しました。今年のウメの開花は平年より7~10日遅く、生育の遅れが心配されましたが、着果は良好で肥大も概ね平年並みとなっています。
目揃え会では、選果員を中心にA~C品の目合わせを行い、選果基準を確認しました。また、現時点ではカメムシ類を含む病害虫の被害は少ないですが、出荷まで気を抜かずに害虫の発生を確認したら防除すること、防除する際は収穫前日数に十分注意するよう、当部門より呼びかけました。
6月から青ウメの出荷が本格的に開始され、当部会では昨年の2~3倍の出荷量が見込まれます。当部門では、今後も栽培指導をとおしてウメの高品質安定生産を支援してまいります。
【成長産業・担い手】
当普及センター管内のJAやさと採種部会では水稲、麦、大豆の種子生産に取組んでおり、令和7年産種子用麦類を57ha作付けしています。
令和7年4月23日(水)から六条大麦のほ場審査、5月13日(火)から小麦のほ場審査が始まりました。審査は出穂期(穂の4~5割が出そろった日)と糊熟期(出穂期から15日後頃)の2回実施します。採種部会員らの立会いの下、生育状況等を確認し合否の判定を行いました。今年は出穂後に降雨が多く一部倒伏が認められましたが、病害の発生はほとんど認められず、部会員の栽培管理技術の高さが伺えました。一方で、高温多湿状態が続いており、収穫までに病害の発生が懸念されることから、改めて病害防除の徹底を呼びかけました。
当普及センターでは、継続した栽培指導を通して高品質種子の安定生産・産地支援を行ってまいります。
【成長産業・担い手】
JA水郷つくば霞ヶ浦梨部会では、4月28日に摘果講習会が開催され、部会員15名が出席しました。今年は3月、4月に平年より低い気温の日が多く、ナシの開花は昨年並みで平年並み~やや遅くなりました。
講習会では、摘果する果実や時期について改めて確認するとともに、昨年多発生した炭疽病や黒星病、害虫の防除について情報提供しました。また、当部門からの資料説明後に、部会員全員で1樹を摘果し、摘果する果実や着果状況について情報交換を行いました。
これから管内ナシ生産部会で順次講習会が開催されます。当部門では、今後も栽培指導をとおしてナシの高品質安定生産、産地振興を支援してまいります。
【成長産業・担い手】