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R4県西土地改良通信第3号 霞ヶ浦用水を利用した畑地かんがい現地研修会が開催されました。

令和4年9月16日(金曜日)に県営畑地帯総合整備事業寺久・三地区(坂東市)において、霞ヶ浦用水を利用した畑地かんがい現地研修会が開催されました。

 本研修会は、県営畑地帯総合整備事業等により畑地かんがい施設を整備した地区において、畑地かんがい営農の定着と普及拡大を図ることを目的に、平成23年度より霞ヶ浦農業用水推進協議会の主催で実施しているものです。

研修では、地元農家さんや畑かん資材メーカーさんの実演を実施しました。

<実演の様子>

1.散水チューブによるかん水

かん水の実演では、ほ場に設置された散水チューブによりかん水を行いました。1本100mのチューブで幅約10m以上のかん水ができます。

散水

散水チューブによるかん水

2.畑の蛇口からタンクへの給水

畑に設置された蛇口からタンクへの給水をでは、約500Lのタンクも約1分半で満水にすることができます。

3.ブームスプレイヤーによる防除

給水したタンクを用いてブームスプレイヤーによる防除も可能です。

給水 かんがい
畑の蛇口からタンクへの給水 ブームスプレイヤーによる防除

 霞ヶ浦用水の利用は高品質な青果物を安定生産するとともに、畑かん営農における作業時間を大幅に短縮し、営農の効率化に大きく貢献します。